東大寺龍松院へ
先日友人たちと東大寺龍松院にお招きにあずかりました。場所は、東大寺大仏殿の北、正倉院の東。江戸時代以前には、東大寺に1000人以上いたお坊さんの僧坊あとということです。
江戸時代、大仏殿を再建された有名な公慶上人がおられます。大仏殿の西の勘定所で仕事されたそうですが、龍松院はその公慶上人が建てられた塔中(たっちゅう)ということでした。そういえば、「龍松(院) 公慶」というサインをよく展覧会で拝見します。
このほど、その龍松院の大きな広い屋根が葺きかえられたということですが、かなり大工事だったそうです。
お庭を拝見しました。とても広い庭で北の山に続いているように見えました。東大寺の塔中の中でも比較的新しい方だそうですが、一番広いそうです。
そしてこの龍松院のご住職が、筒井寛昭師。来年、東大寺の一番重い役につかれるようです。
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