会津八一の歌
先日、クラシックのソプラノ、バイオリン、ピアノの「なら楽人の会」の演奏会に行きました。今回は、筝や尺八の和楽器も参加され、めずらしいプログラムでした。
なかでも、会津八一の歌を、中村洋一さんが作曲された「秋篠」を、第一筝、第二筝、十七絃、(以上琴)そして尺八の演奏の元、ソプラノの山口佳恵子さんが歌われました。
プログラムから。「奈良の秋篠の里を歌った会津八一の和歌三首を『秋篠』と題して1967年に作曲された。秋篠寺のあるのどかな里の風情に心ひかれ、和楽器と相俟って歌がいきいきとその情緒を語っていく見事な作品である。」
歌詞はプログラムより。(歌いやすいようにすこし本歌とは違う言い回しがあるようです)
たかむらに さしいるるひも うらさびし ほとけいまさぬ あきしぬのさと
まばらなる たけのかなたの しろかべに しだれてあかき かきのみのかず
あきしぬの みてらをいでて かへりみる いこまがたけに ひはおちむとす
素空氏の解説
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はじめてコメントを送らせていただきます。昨日ジェントリーでお会いした者です。私は、附高昭和53年卒ですので、かなりの後輩になります。同業者のF弁護士よりも後輩です。
私も、奈良をこよなく愛する一人です(奈良検定は1級止まりですが)。會津八一の歌は、万葉集の歌同様に、かな中心ですが、ひらがなは、なぜか奈良の風物によくあいますね。
今後もこのブログを楽しみにさせていただきます。
投稿: クッキー | 2012年7月28日 (土) 11時01分
クッキーさん。昨日は偶然の出会いで何よりでした。つたないブログを読んでいただいているとのことでびっくりしました。早速コメントありがとうございます。今後ともよろしくお願いします。
投稿: 鹿鳴人 | 2012年7月28日 (土) 12時32分
充実した内容のイベントですね。
《(歌いやすいようにすこし本歌とは違う言い回しがあるようです)》に関して補足しますと、“確定稿と言うべき『全歌集』ではなく、最初の『南京新唱』の表現”が使われています。
具体的には、「さしいるかげも」が「さしいるるひも」、「あきしの」が「あきしの」です。
なお、新潟日報の連載記事 http://www.niigata-nippo.co.jp/yaichi/ と違い、漢字仮名交じり文に改変されていないのは立派だと思います。
投稿: やいち | 2012年8月 1日 (水) 20時15分
やいちさん。コメントありがとうございました。
歌われた山口佳恵子先生は、中宮寺の歌碑の除幕式にも、「みほとけの あごとひじとに あまでらの あさのひかりの ともしきろかも」の歌碑の歌を作曲され披露されたそうです。その歌もこの日歌われました。蛇足ながら、山口先生はわたしの高校の音楽の先生です。
またよろしくお願いします。
投稿: 鹿鳴人 | 2012年8月 1日 (水) 20時53分