北九州市小倉中心市街地へ 3
2日目は朝、大分市を特急で出発して11時過ぎには北九州市の小倉駅へ着きました。駅では商工会議所の方の出迎えを受けて、魚町商店街を歩きました。
魚町1丁目商店街、魚町商店街との間には、魚町エコリーフができていました。鹿児島に続く2つ目の国道を横切るアーケードということです。
たいへんな努力で、国の補助も取り付けて完成されたそうです(補助率は6分の5、のこり6分の1は高度化資金による借り入れ。このような補助金はいまではなかなかできない状況です)。
当時奮闘された前理事長のTさん。実はTさんはわたしと同業です。しかも共に20代の大学卒業後、瀬戸と東京に本社を持つ陶器業界でも模範的な商社であるA社で同じ釜の飯を食べ、お酒を飲んだ間柄です。久しぶりに旧交を温め、いろいろお話をうかがうことができました。お店も陶器に雑貨を加えた新しい業態にされ、奥様そして息子さんもすでに東京から帰られがんばっておられます。
そして魚町に続く、旦過(たんか)市場を往復して見学しました。川を利用して魚を売り始めたのが最初で、戦後川の上にも店舗をせり出して昭和を感じさせる食の市場になっていました。中には大学生によるお店がありました。大学堂といういろいろの出会いがある食堂でした。
昼ごはんは、B1グルメのお店で、焼きうどんをいただいたあと、魚町会館でいろいろな方からお話をうかがうことができました。
わたしが中学卒業の頃、サイクリングで奈良を出発してたしか13日目に小倉の町にたどり着きました。そのころちょうど北九州市として5つの市が合併して発足した頃だというお話でした。
昨年は日本で最初のアーケード(魚町銀天街)が出来上がって60周年記念であったとのことでした。それを記念して「小倉魚町銀天街物語」という記念誌が発行され、今回いただきました。
お話をきいたあと、さらに中心市街地をご案内いただきました。
クロスロードという魚町三丁目商業複合施設、メルカート・フォルム三番街などリノベーションされたビルなど。
来街されただけでもらえるUOKAポイントの登録の器械です。通りの2ヶ所に設置されているということでした。そしてそれぞれのお店にも設置され売り上げに応じてポイントがつき、手数料の一部がまちづくり会社に入るということでした。
3年前奈良もちいどのセンター街にも北九州から視察にきていただきました。夢CUBEを経済産業省の方からの推薦で来ていただいたということでした。
また今回は北九州市小倉を訪問させていただき、とても中味の濃い見学でした。たいへんお世話になりました。
魚町銀天街のhpです。→http://www.uomachi.or.jp/
いろいろな取り組みをされている小倉中央商業連合会、TMO「北九州まちづくり応援団株式会社」、魚町の商店街、株式会社タウンマネージメント魚町、北九州商工会議所のの皆さん、ありがとうございました。
4時前に小倉駅を出発、京都で乗り換え、近鉄奈良駅には夕方7時過ぎに無事帰り着きました。(3時間20分ほど、速い)
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