追悼、東日本大震災1年
3月11日午後2時46分、東日本大震災が起こった時刻です。そのあと、大津波が発生しました。福島原子力発電所の爆発などが起こりました。1年が経ちました。新聞やテレビも、その後の様子を伝えています。
地震、津波だけでなく、原子力発電所や放射能の問題があります。しかも広域にわたるので、今回の大震災の復興が遅々として進んでいないようなもどかしさを感じます。
このごろの政府は復興よりも、原子力発電所の再開に力をいれているかにも見えます。あれだけの災害をもたらしたのに懲りないのでしょうか。
「かりそめに死者二万人などといふなかれ親あり子ありはらからあるを」
遅くなりましたが、先日、俳人の長谷川櫂さんの震災直後の歌集を読みました。震災後10日ほどの間に120数首の短歌で訴えています。歌の力を感じました。
また辺見庸さんの詩集「眼の海」も。本の帯には「あの大いなる日にはじまった 海・死・宇宙をつなぐ目くるめく原風景の巡覧!」
宮城県多賀城市長さんのお話。また最近、岩手県教育委員会(沿岸担当の)皆さんのお話もうかがいました。
被災された皆様や地域にあらためてお見舞い申し上げます。そして亡くなられた方のご冥福をお祈りします。
忘れがちになりつつある支援をもう一度、長く続けるように心がけたいものだと思います。
紀伊半島南部の台風の被害への支援とともに。
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