第16回こおりやま歴史フォーラムへ
数日前に大和郡山市在住の友人Oさんから大和郡山市の「古事記を読む」という歴史フォーラムが2月4日にある(無料)という紹介をもらいました。
私もちょうど古事記の現代語訳(福永武彦訳、河出文庫)を途中まで読んでいるところでした。
4日は予約もしていませんでしたが、午後から時間が取れましたので、やまと郡山城ホールへ急遽聞きに行ってきました。
当初は小ホールの予定を大ホール(800人収容)に変更されていましたので、遅れたのですが入ることはできました。
ほぼ満席でした。ちょうど旧知の上田清大和郡山市長のとなりが空いていましたので、いっしょに聞いてきました。
上田市長も朝からの行事も満席で、午後からも満席で手ごたえを感じておられました。
大和郡山市の歴史フォーラムは1995年から行なわれ、今回は16回目とのこと。
今まで小ホール(300人収容)で行なってきているそうで、今回の盛況ぶりはたいへんなものということでした。
内容は、千田稔先生(奈良県図書情報館長)の「古事記に自然を読む」(植物、鳥、太陽、身体など)
やすきひろこさん 古事記より 「阿礼の背中」 という独り朗読劇 (添付写真)
辰巳和弘先生(もと同志社大学教授)坂に立つ神と人ー古代人の宇宙観ー」 (添付写真)
ということでした。
それぞれ素晴らしい内容で、合計3時間半、充実した歴史フォーラムでした。
今年は、大和郡山市では年間を通していろいろ古事記関連の催しがあるそうです。
「人間ってすごいじゃないか。語り継ごうよ、語り部の里から」、という大和郡山市のhpです。
古事記を再認識する歴史フォーラムでした。ぼちぼちと古事記などに触れていきたいと思います。
古事記など神話ばかりと読まざりき戦後の教育受けたるわれら(毎日やまと歌壇)
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