奈良市写真美術館へ 高畑散策3
志賀直哉邸から5分ほど歩くと新薬師寺があります。新薬師寺の西にある、奈良市写真美術館の入江泰吉の写真と杉本健吉の絵の特別展がひらかれていましたので、拝見しました。
おふたりは、東大寺の僧侶であった上司海雲師の観音院に出入りされたり、とくに杉本健吉は逗留されたりして上司海雲師のつながりで知り合いになられたそうです。入江氏の写真に対し杉本氏は絵と表現手段こそ違いますが、お互いに刺激しあって切磋琢磨されたそうです。杉本健吉氏の、「自分の大和への思いいれの入り口には会津八一がある・・・」といった言葉も紹介されていました。
館内をゆっくり一覧したあと、大和路の入江泰吉作品をビデオで紹介するビデオルーム(大人数の部屋と3人くらい入れる個室があります)でいつものようにしばらくきれいな映像を拝見しました。
おすすめの展覧会です。12月25日まで。
« 鏡神社へ 高畑散策2 | トップページ | 福智院の地蔵さんへ 高畑散策4 »
コメント