奈良女子大学記念館へ
26日、奈良女子大学の記念館で、「コミュニティの再生と国立大学の役割」というシンポジウムが開かれました。
野口誠之学長のお話、中山徹教授のお話につづいて、奈良市役所から、地元の佐保地区自治連合会から、きたまちを繋げる会から、それぞれ40分から20分のお話がありました。
そしてわたしは商店街からということで、もちいどのセンター街のこと、奈良市中心市街地活性化研究会のこと、それらの中で奈良女子大の学生の皆さんや先生方にご協力いただいていることなどの報告をスライドをつかってお話させていただきました。
休憩の後、4人のパネラーがそろってステージに上がり、奈良女子大学への期待などの質問にそれぞれお話ししました。
会場には、奈良女子大学の学生さん多数に先生方、自治会長さんやいろいろな奈良の地元の方、また奈良市外の方もこられていたようです。会場からのご質問や要望も述べられ、3時間にわたるシンポジウムが無事終了しました。
奈良女子大学の記念館は国の重要文化財に指定されています。明治時代に購入された100年ピアノも改修されて現役で活躍しています。
昭和30年代の末くらいまで、奈良女子大学の敷地の南西部には、わたしどもが6年間通った附属小学校がありました(現在は学園前に移転しています)。記念館の2階には、大きな講堂があり、小学校の全体の音楽会が開かれました。また毎年の小学校の卒業式は生徒500人あまり全員が出席して、ショパンの別れの曲が演奏される中、厳粛にとりおこなわれました。思い出深い建物で、お話できたことはうれしいことでした。
上の写真3枚は奈良女子大学キャンパスの様子です。紅葉が進んでいます。
下の写真左は、正門を出て南へ50m、奈良市鍋屋町もとの警察の交番所です。来年春に向けて奈良市や地元の「なべかつ」のみなさんの手で、きたまちの案内所として改修されるという建物です。
写真右はおんまつりゆかりの初宮神社です。
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