奥田一夫追悼演奏会へ
8月18日、大阪いずみホールで満員の聴衆を集めて、昨年9月マウンテンバイクの不慮の事故で亡くなったコントラバス奏者の奥田一夫氏の追悼演奏会がひらかれました。
彼が高校の時のコントラバス初心者の頃から器楽部の同窓の、マリンバ奏者の望月恵理子さんの司会進行で進められました。
ロビーには彼のあちこちでの写真などが飾られ、画面ではいろいろな写真がスライドで紹介されていました。
(当日券に引き換えの人の列、かつての仲間との写真、ステージの奥田氏の写真)
多くのファンをはじめ、先生方や友人多数が集まり、奥田氏の人柄、人脈で多くの出演者がすばらしい音楽を聞かせてくれました。
東京芸大のコントラバスの同級生3人、それぞれNHK交響楽団首席、仙台フィル首席、そしてドイツの音楽大学の教授らによる演奏。
もと所属したセンチュリー交響楽団の弦のアンサンブル。木管のアンサンブル。
奥田氏の次女なな子さん(ドイツにこの春まで長年にわたり留学)のチェロの独奏がありました。
最後に、何十本ものコントラバスによる、動物の謝肉祭から「象」の演奏がありました。私の席はちょうど通路でのコントラバスの演奏のそばでしたので、一段と迫力のあるものでした。「象」の響きは奥田氏だったのかもしれません。
彼のお嬢さんや教え子のみなさんのこれからに大いに期待したいと思います。
(当日のプログラム。クリックしていただくと大きくなります)
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