東大寺法華堂、二月堂へ
先日、南大門、大仏殿を拝観しましたが、二月堂などを拝観したくなり、奈良国立博物館から足を延ばしました。すぐ近くです。
まずは南大門へ。森本公誠長老が管長のとき、「大華厳寺」の額が掲げられました。
鏡池からの大仏殿と境内図。
法華堂(三月堂)は8月1日からしばらく2年間ほど須弥壇(しゅみだん)の工事のため閉館とのことでしたので、拝観しました。弁財天立像、日光、月光菩薩などを参拝。
そして二月堂へ参拝。ここから見える奈良の景色がおすすめで、私の好きな奈良の景色の一つです。昭和36年の第二室戸台風で倒れた良弁杉を台風通過後のその日に見たことを思い出します。閼伽井屋の屋根を壊して倒れていました。良弁杉は再び大きく成長しています。(説明は以下の石碑をクリックして参照してください)
お水取りを行なわれる若狭井、閼伽井屋です。
ふだん見過ごしがちな四月堂も参拝。 東大寺鐘楼。日本で2番目に大きいといわれる大鐘(奈良太郎とよばれます)です。このあたりで、ばったり先輩の筒井寛昭師(前東大寺執事長、現上院主任)にお会いしました。
そして会津八一は東大寺でも何首も歌を残しています。
歌碑は昭和25年(1950年)会津八一の古希を祝って建てられたそうです。
おおらかに もろて の ゆび を ひらかせて おほき ほとけ は あまたらしたり
歌意
大きくゆったりと両手の指をお開きになって、大仏様はこの宇宙に広く満ち広がっておられる。まるで宇宙そのもののように。
南大門の横に建設中であった、東大寺総合文化センター、東大寺ミュージアムは10月10日オープンされるとの事です。東大寺のhpです。http://www.todaiji.or.jp/
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