小出 裕章氏著「原発のウソ」
友人U氏に紹介されてこの4月に書かれたという「原発のウソ」という新書を読みました。著者は有名な京都大学原子炉実験所 助教 小出 裕章氏。クリックすると先日参議院で証言されたYOUTUBEを見ることができます。。
「原発のウソ」 扶桑新書 本体740円。目次を紹介します。
まえがき 起きてしまった過去は変えられないが、未来は変えられる
第1章 福島第一原発はこれからどうなるのか
第2章 「放射能」とはどういうものか
第3章 放射能汚染から身を守るには
第4章 原発の”常識”は非常識
第5章 原発は「未来のエネルギー」か?
第6章 地震列島・日本に原発を建ててはいけない
第7章 原子力に未来はない
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最後に述べられている印象に残る言葉は、
「原発を止めること、原発を止めても困らない」、
「もし安全な地球環境を子どもや孫に引き渡したいのであれば、その道はただ一つ。『知足』しかありません。代替エネルギーを開発することも大事ですが、まずはエネルギー消費の抑制にこそ目を向けなければいけません。」と。
友人たちもこのところ、たくさん地震、津波そして原子力の本を読んでおられます。
そしてこの本の中にもひとりだけ尊敬する先生として水戸厳先生のことを書かれています。
また同じように他の友人T氏からも、水戸先生の30年以上前に原発のことを指摘された講演録の紹介を受けましたので紹介します。http://yokoblueplanet.blog112.fc2.com/blog-entry-3092.html
3.11以降、皆、悩み考えいろいろな生の情報を得ようとしておられます。同感です。
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