円成寺
奈良市内から柳生に行く道の途中の、忍辱山(にんにくせん)、の円成寺は日ごろ朝早くや夕方ゴルフの行き帰りによく通るお寺です。そして奈良検定にも良く出題されるお寺です。
先日お参りをすることができました。運慶の若い頃の作という大日如来坐像が他での展覧会から帰っておられうまく拝見できました。NHKでも運慶の特集があったばかりです。玉眼という水晶の裏側に眼を描いていきいきとしたまなざしをつくられています。彩色豊かな多宝塔に安置されておりガラス窓越しに拝観できました。
そして本堂にも参拝、本尊阿弥陀如来や二十五菩薩を描く彩色の残る柱、やたくさんの仏像が安置されていました。
それから春日堂、白山堂という全国でも一番古い春日造り社殿は国宝です。
上左から、楼門、春日堂と白山堂、多宝塔。
下左から、本堂、国宝と重要文化財の一覧、池の向こうに見える楼門やお寺の風景です。
説明の方の話では、浄瑠璃寺とも山一つと近くて平安時代の浄土宗の影響が強いということでした。
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