筒井寛昭師、和上に
(写真は以前音楽会でご一緒したときのもの。「好日」は今回いただいた色紙です)
東大寺の修二会(しゅにえ)、通称お水取りの行事がはじまろうとしています。小学校中学校の先輩であり、おとなになってからもすでに30年以上おせわになっている、東大寺の筒井寛昭師(東大寺前執事長)ですが、今回1260回目の修二会で、そのトップである和上になられ、20日から試別火に入られ、3月1日から15日までの本行にこもられます。
そこで友人らが内輪で励ます会を呼びかけられたところ、40人以上集まられ、レストラン満員の中先日励ます会がおこなわれました。
筒井寛昭師は席上「先日マスコミの方が今年のおこもりで特に変わったことがありませんか?とたずねられましたが、ありませんと答えました。というのは長年にわたり同じことを変えずに続けているということです。それでもマスコミの人はなにか変わったことを期待されますが・・・。
おこもりをする11名の他お手伝いいただく総勢50人以上のひとびとが、年齢でいえば20代から上は70代の人たちが、心を合わせて同じ釜の飯を食べるという貴重な機会です。むかしは和上といえばとてもこわい存在でした。いまの若い人たちにもこういう機会を体験してもらいたいと思っています。
そしてこの修二会に参篭することが日ごろ以上に一番お坊さんらしく感じます。
いろいろな伝統行事を続けていくことはなかなかむつかしいことです。どうか伝統行事を続けることに応援していただきたいと思います。」といったご挨拶をされました。
今回は、息子さんの筒井英賢師もそろっておこもりになります。参会の皆一同に、無事の満行をお祈りし、筒井寛昭師を応援するすばらしい会になりました。
そして帰りに筒井寛昭師直筆の色紙をいただきました。
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