奈良市写真美術館へ
入江泰吉記念奈良市写真美術館の、会津八一と奈良の写真家ー工藤利三郎・小川晴暘・入江泰吉ー展へようやくいってきました。23日までですから会期はあとわずかです。
飛鳥園に送られた、会津八一の手紙や葉書なども展示されており、万葉文化館でみた、背景が真っ黒の百済観音像などの小川晴暘の大きな仏像写真なども展示されていてあらためて見入ったことでした。
会津八一の歌と、その歌を思いうかべながら入江泰吉が撮られた写真や拓本が並べられ、良い展示でした。
また遷都1300年記念の入江泰吉賞受賞記念作品展も同時におこなわれています。
久保田秀典さんの「東雲の里」30枚組写真。
同奨励賞の小林伸子さん「奈良の風景と伝統行事」30枚組写真
日本経済新聞社賞の野本さん「祭火まんだら」組写真
それぞれにすばらしく奈良に住んでいてもなかなか見に行くことができない所を、迫力のある写真で拝見することができました。
会期は23日(木曜日)までですが、ぜひおすすめの展覧会です。
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「會津八一と奈良の写真家」展を、最終日の12月23日の午後に見学しました。
特に、狭いスペースですが最後の展示室が圧巻でした。
新薬師寺所蔵の「瑠璃光」を見るのは、20年ぶりです。火打ち飯を食べながら、この額を見たことを懐かしく思い出しました。
新薬師寺の庫裏は火災にあいましたが、秋艸道人揮毫の額が無事だったのは、不幸中の幸いです。
また、唐招提寺所蔵の額も、初めて見ました。
惜しむらくは、展示品の目録がなかったことです。
投稿: やいち | 2010年12月23日 (木) 21時42分
やいちさん。最終日行かれたとのこと何よりです。新薬師寺の「瑠璃光」の額など良かったですね。わたしは伝香寺でやはり会津八一の額を拝見したことがあります。奈良のあちこちにすばらしいものを残されていますね。
投稿: 鹿鳴人 | 2010年12月23日 (木) 22時47分