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2010年12月31日 (金)

健康第一

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ことしも大晦日を無事迎えることができました。薬師寺さんからポスターをいただきました。「健康第一」と大書されています。そのとおりだと思います。

来年もよろしくお願いします

2010年12月30日 (木)

なら瑠璃絵2011

Scimg9470 今年はじめておこなわれ(写真は2010年2月奈良国立博物館にて)好評であった、なら瑠璃絵は2011年は2月8日(火曜日)から14日(月曜日)の7日間、連日17時30分から20時30分までおこなわれるということです。少雨決行とのことです。

奈良公園周辺(興福寺、東大寺、法華堂、春日大社)でおこなわれるということです。

2010年12月29日 (水)

トイレの神様

Pict0001_2  歌でも「トイレの神様」がはやっているそうです。はじめてラジオから流れる歌を聞きました。金沢の同業のNさんから彼の店では以前から陶人形の「トイレの神様」を売っているということを聞いていました。

実感としてはわかりませんでしたが、かなり売れているという話を聞いていたところ、毎日新聞の27日付夕刊に、金沢の神棚屋さんでとても売れているという記事を拝見しました。

なるほどと思った次第です。商売のヒントはささやかなところにあり、それをチャンスにすること、そして昔からの風習は大切だと思ったことです。

2010年12月28日 (火)

若草山の山焼き

Scimg2727 若草山の山焼きは以前は成人の日に行なわれていましたが、紆余曲折があって、いまは1月の第4土曜日です。

2011年は元旦が土曜日ですので、1月22日の土曜日におこなわれます朝から奈良公園の飛火野で大とんどがおこなわれます。

ことしは花火がたくさん打ち上げられ好評でしたので、来年も数多くの花火をあげるということを聞きました。夕方5時45分ころから花火、6時点火ですが、昼からいろいろな行事がおこなわれます。

2010年12月27日 (月)

大和浪漫回廊

万葉集・古墳を巡るという無料のガイドブックを見つけました。平成23年の3月27日まで、県内の6つのエリアを巡るという奈良県のキャンペーンです。ガイドブックがなかなかよくできていると思います。(監修・協力は奈良女子大学とのこと)冬から春にかけて・・・。

hpがありました。http://yamato-romankairo.com/

2010年12月26日 (日)

まんとくんの今後2

25日の新聞各紙でもとりあげられています。

(毎日新聞では)

まんとくん:来年以降も続投 平城遷都の民間キャラクター

続投が決まった「まんとくん」=奈良市登大路町の県庁で2010年12月24日、

 平城遷都1300年祭の民間キャラクター「まんとくん」が来年以降も続投することが決まり、市民団体「まんとくんネット」が24日、発表した。

 まんとくんは08年6月の誕生以来、県内外のイベントに120日以上参加し、開発されたグッズは約150点に上る。1月からは、近鉄とJRの奈良駅周辺8商店街などでつくる奈良市中心市街地活性化研究会(松森重博会長)に事務局を移し、PR活動を続ける。

 新堂順規・同研究会専務理事は「引き続きいろいろなイベントに参加して、奈良を元気に楽しくしていきたい」と話している

(産経新聞近畿版では)

「まんとくん」も来年以降も続投

平城遷都1300年祭の公式マスコット「せんとくん」のライバル「まんとくん」が、来年以降も活動を継続することが24日、決まった。

 一足早く奈良県の就職内定を取り、「県職員」の身分を得たせんとくんに続き、まんとくんも「続投」。県内イベントなどでせんとくんと火花を散らすという。

 まんとくんは、せんとくんの選考過程を疑問視したデザイナーらが誕生させた民間キャラ。今後は「官民連携」でポスト・平城遷都1300年祭の奈良を盛り上げる。

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まんとくんネットのhpです。http://mantokun.net/

2010年12月25日 (土)

まんとくんの今後1

まんとくんの今後についてあちこちで報じられています。

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(NHK奈良では)

まんとくん来年も活動続ける

平城遷都1300年祭について、民間団体が奈良のシカをイメージして作ったマスコットキャラクター、「まんとくん」が商店街で作る団体が窓口になって、来年以降も奈良をPRするキャラクターとして使われることになりました。これは、「まんとくん」を運営していた市民団体が、24日、記者会見を開いて、明らかにしたものです。
「まんとくん」は平城遷都1300年祭の公式マスコットキャラクター「せんとくん」に対し、当初、きもち悪いという意見があったため、奈良県内のデザイナーで作るグループが公募し選んだもので、奈良のシカをデザインしたキャラクターで、マントを着ているのが特徴です。
これまで、1300年祭をPRするために様々な祭りや催しに参加してきましたが、市民団体では、「まんとくん」が市民に慕われているため、1300年祭が終わった来年以降も奈良市内の商店街が集まった研究会が窓口となって奈良をPRするキャラクターとして使い続けることを決めました。
1300年祭をめぐっては、「せんとくん」と「まんとくん」そして、寺で作る団体が聖徳太子をイメージして作ったキャラクターの「なーむくん」という3つのキャラクターがありますが、「せんとくん」は来年から県のPRをするほか、「なーむくん」も来年以降、寺の団体が主催する催しなどに参加していくということで、3つのキャラクターとも1300年祭の後も活動を続けることになりました。

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(奈良テレビでは)

まんとくん 来年もがんばるぞ! / 奈良県 2010/12/24 20:35  先日、奈良県に就職が決まったせんとくんに続き、民間のキャラクターとして1300年祭を盛り上げてきたまんとくんも来年以降活動を続けることになりました。
 これはきょうまんとくんの活動を支える団体『まんとくんネット』が明らかにしたものです。
 まんとくんは着ぐるみ誕生から約2年間にわたって、県内外のイベントなどに参加し、奈良をPRしてきました。
 これまでグッズの商品化を公認した企業は46社、約150点のアイテムが作られました。
 平城遷都1300年祭の公式キャラクターを選ぶ際、その不透明さを問う形で民間から誕生したまんとくんですが、その知名度は全国区となり、運営団体には各地から活動継続を望む声が届いていたといいます。
 継続決定を聞いてまんとくんは「がんばりたい」という気持ちを体で表現し、来年以降の活動に向けて気合をみなぎらせていました。

やまといろ展

Scimg2697 新年早々1月2日から、奈良市写真美術館では入江泰吉のやまといろ展がひらかれるということです。春日大社や新薬師寺にお参りに行ったとき、すぐ近くの奈良市写真美術館にいくのも良いと思います。hpより引用です。

入江泰吉「紅梅匂う春日大社の庭」
 古来より日本人は、豊かな自然の中にあるれるさまざまな色彩に心を和ませ、衣服や装飾に取り入れることで暮らしを豊かに、また華やかにしてきました。さらに、四季の移ろいとともに微妙に変化す色彩で季節を視覚からも感じ取ってきました。そこには、日本人の持つ繊細で優れた色彩感覚があったからです。
 奈良大和路を生涯のテーマとし、約半世紀にわたって撮り続けた入江泰吉は、カラー作品を手掛け始めた昭和30年代後半頃から、奈良大和路の色彩表現に対する難しさを痛感することとなります。「情感を表すにはどうしたらよいか、いかにして色を殺すか、その方法をいろいろと考え、工夫した」と語るように、綺麗に写りすぎるカラー写真で、1300年という長い歴史をもつ奈良をどのようにして表現するか探し求めました。のちに「古色」という入江独自の色彩表現が確立されたのも、四季や自然の変化を繊細に感じ取ることができる感覚と、奈良大和路を心の眼で見ることができる感性があったからではないでしょうか。これは、かつてさまざまな色を日本人特有の美的感性で名付けたことと相通ずるものがあります。
 今回は、入江作品のなかから古来より日本に伝わる色を見いだし、その名の由来を紹介するとともに、入江が古色で表現した作品から奈良大和路の色彩「やまといろ」を探ります。

http://www1.kcn.ne.jp/~naracmp/tenran_next.html

2010年12月24日 (金)

奈良国立博物館では

Scimg2699 12月7日から1月16日まで、「おん祭りと春日信仰の美術」、特別陳列をしています。休みは毎週月曜日。そして1月1日が休みのようです。

年末も31日までお正月も2日から開館のようです。念のためhpでご確認ください。http://www.narahaku.go.jp/exhibition/2010toku/on-matsuri/on-matsuri_index.html

2010年12月23日 (木)

お正月の行事

22日冬至も過ぎてあともうすぐで新年を迎えます。そろそろ来年のことを。

除夜の鐘とともに新年は始まり東大寺大仏殿では朝8時まで無料拝観できます。朝8時以降は通例どおり拝観料がいると思います。東大寺大仏様のお顔が窓が開き大仏殿の外からも拝むことができます。

いままで、除夜の鐘は興福寺南円堂、薬師寺にいきつかせてもらったことがあります。

春日大社の参道には新年のお参りが例年続きます。

2日は興福寺多川俊映貫主の春日大社社参です。いつもご招待を受けるのですが、2日は決まったスケジュールがありますので残念ながら出かけたことがありません。神仏習合の行事だと拝察します。

5日には春日大社の末社の南市町のえべっさんです。もちいどのセンター街では、昼ごろから、甘酒とあめ湯のふるまいをします。

そして10日、警察の110番の日、朝10時ころから近鉄奈良駅前広場で110円でうどんやぜんざいを販売、近鉄奈良駅近くの商店街で110番の日のPRに協力します。

2010年12月22日 (水)

全国高校ラグビー

Scimg2695 歓迎全国高校ラグビーの横断幕が奈良の中心市街地のあちこちにかかげられはじめました。(三条通で)

27日から開会式も試合もはじまるということです。

毎年年末年始、奈良の旅館には全国からのたくさんの高校ラグビーチームが宿泊され、奈良公園やあちこちのグランドで練習したり、町でも選手を見かけることが多くなります。各チームの健闘を期待したいと思います。全国高校ラグビーのhpです。http://www.mbs.jp/rugby/

2010年12月21日 (火)

♪黄金虫

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すこし前にいつもの野村さんご夫妻から届きました。野口雨情の作詞とはじめて知りました。

2010年12月20日 (月)

半そで半ズボン

久しぶりに、いまの季節、半そで半ズボンの小学5年生のH君に会いました。この5月「まちなか1300年祭」で友達と一緒に1250年みこしを引っ張ってくれた少年です。

来年3月小学校の100周年でもなにか発表するとのこと。いまから楽しみにしておきます。

そして半そで半ズボンは、彼のお母さんによれば、からだの内部のエネルギーで温かくとのことです。

たしかに小学校のころ、1月になっても半ズボンで過ごして、クラスでいつまで誰が半ズボンで行くか、という競争があったことを思い出します。

そしてあらためてこどもは風の子という言葉も思い出します。わたしたちも子どもに見習って元気にすごしたいものです。

2010年12月19日 (日)

奈良市写真美術館へ

入江泰吉記念奈良市写真美術館の、会津八一と奈良の写真家ー工藤利三郎・小川晴暘・入江泰吉ー展へようやくいってきました。23日までですから会期はあとわずかです。

飛鳥園に送られた、会津八一の手紙や葉書なども展示されており、万葉文化館でみた、背景が真っ黒の百済観音像などの小川晴暘の大きな仏像写真なども展示されていてあらためて見入ったことでした。

会津八一の歌と、その歌を思いうかべながら入江泰吉が撮られた写真や拓本が並べられ、良い展示でした。

また遷都1300年記念の入江泰吉賞受賞記念作品展も同時におこなわれています。

久保田秀典さんの「東雲の里」30枚組写真。

同奨励賞の小林伸子さん「奈良の風景と伝統行事」30枚組写真

日本経済新聞社賞の野本さん「祭火まんだら」組写真

それぞれにすばらしく奈良に住んでいてもなかなか見に行くことができない所を、迫力のある写真で拝見することができました。

会期は23日(木曜日)までですが、ぜひおすすめの展覧会です。

http://www1.kcn.ne.jp/~naracmp/tenran_new.html

2010年12月18日 (土)

東向き商店街・親愛幼稚園

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ことしも東向き商店街と親愛幼稚園は、光のページェントをされています。

日本聖公会の教会では、17日からコンサートをはじめられたということです。hpです。http://www.nskk.org/kyoto/nara/

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2010年12月17日 (金)

おん祭りスナップ

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17日、今日も晴れ渡りすばらしい天気ですが、寒そうです。

昼過ぎ、三条通をおんまつりのお渡り行列があがってきました。

先頭の仲川奈良市長らは見ることができなかったのですが、後半の子ども大名行列などのスナップを撮りました。

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最後は大人の大名行列です。女性もたくさん参加されていました。行列の中にはときどき知っている方も参加されていました。

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1000人あまりの大行列です。馬もたくさん参加。警備にもたくさんの人々が出ておられます。皆さんご苦労様でした。

ことしはお旅所まえに特設スタンドができたとのことです。

またおん祭りは17日の真夜中の還幸の儀、18日の相撲の奉納、後宴能などがつづきます。

奈良ガイド

Scimg2603 先日小春日和の三条通の街角を歩いていると、黄色い服を着たガイドさんが、南都銀行本店の建物を説明され、そのつぎは橋本町の御高札場で、「江戸時代奈良奉行がありました。・・・」などと御高札場の説明をされていました。次はこの春できた奈良県里程元標のことを説明されていました。

奈良は奈良時代があり、その後1300年のそれぞれの歴史があり今も続いているのが良い、ということを講演で伺ったことがあります。奈良時代だけでなくいろいろな時代、中世、近世、近代といろいろな歴史がのこり、掘り起こされることが大事だと思います。

ボランティアガイドの会、朱雀のhpです。http://www.e-suzaku.net/

2010年12月16日 (木)

大宿所祭りへ

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15日大宿所祭りは良い天気ながら、とても寒い日になりました。朝から集まり、JR奈良駅に集合して記念撮影などおこない、100名あまりの皆さんとお渡り行列に参加してきました。

行列から見る奈良の街角の歳末風景も新鮮なものです。そしてもちいどのセンター街の大宿所での2時半と4時半の御湯立て行事,そして5時からの正式な大宿所祭りにも参列することができました。

かぎろひさんが取材してくれています。http://kagiroi.narasaku.jp/e30617.html

2010年12月15日 (水)

奈良市音声館のわらべうた

15日のおん祭りの大宿所祭りで、4時過ぎ、奈良市音声館(おんじょうかん)の子どもたちのわらべうたの奉納があるそうです。(もちいどのセンター街の中にあります、大宿所です)

奈良市音声館のhpは以下の通りです。http://onjokan.city.nara.nara.jp/

2010年12月14日 (火)

15日は春日若宮おんまつりの大宿所まつり

Scimg9018 Scimg9021 (写真は昨年の様子です)

15日はおん祭りのさきがけの、大宿所祭りです。15日のお渡り行列は12時45分頃,JR奈良駅前広場を出発します。奈良御子、八島御子、辰市御子ら4人の御子が歩きます。そして多くの大和士(やまとさむらい)などの役どころ参加するお渡りです。

三条通を東へ進み、東向き商店街、東向き北商店街、花芝商店街、折り返して近鉄奈良駅前から小西通り商店街を進み、再び三条通りを橋本町商店街を通り、もちいどのセンター街に入り、商店街内の春日大社の大宿所まで、大宿所詣をおこないます。わたしも今年もお渡り行列に参加します。

大宿所では御湯たての神事や玉ぐし奉奠、こどもたちのわらべ歌の奉納などおこなわれます。

御湯立ての神事は2時30分、4時半、6時と3回があります。どうぞお越しいただきご参拝いただきたいと思います。そして「のっぺい汁」の振る舞い(1200人分)をいただいたり、あめ湯のふるまいなども楽しんでいただきたいと思います。

春日大社のおんまつりのhpにいろいろくわしく案内されていますのでごらんください。http://www.kasugataisha.or.jp/onmatsuri/index.html

2010年12月13日 (月)

春日若宮おんまつりそして大福稲荷神社お火焚き祭

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12月。奈良は春日大社の若宮のおん祭りが近づいています。

8日にはもちいどのセンター街にある春日大社の大宿所(通称せんじょ。)の一画のある大福稲荷神社ではお火焚き祭りがありましたので、参列してきました。神事があり、祝詞が奏上されました。またお神楽も奉納されたあと、玉ぐし奉奠をさせていただきました。

にぎやかな商店街の一画にいつの時代からか春日大社の大宿所があります。私たちが子供のころは良い遊び場でした。きょう夕方5時前に行くと音声館(おんじょうかん)の少年少女たちが大きな輪になったり小さな輪になったりして、リーダーの皆さんにリードされてわらべ唄を歌っている光景に出会いました。子供たちが輪になって楽しく歌っているのを見てとてもなつかしくうれしく思いました。15日の大宿所祭りでは歌ってくれるようです。椿井小学校の皆さんらもまた歌ってくれるそうです。やはり歌の力を感じます。

「町かどに集まる子らのわらべ唄久々に聞く声なつかし」

そして奈良の商店街の一角に、古い春日大社の大宿所があることやお参りする人が多数おられるということはすばらしいことであり、歴史を感じる機会となりました。

2010年12月12日 (日)

ホノルルマラソン

この5日に奈良マラソンを4時間あまりで完走した同級生が8回目ホノルルマラソンに出場のハワイからメールをくれました。

「ホノルルマラソンはもう8回目ですが、毎年お祭りのように街中が盛り上がっており、奈良マラソンもそうなってほしいと思います。明日は楽しんで走ります。」

ハワイ時間12日早朝5時スタートの由、日本時間では13日真夜中の0時スタートです。インターネットでは中継も見ることができるようです。http://www.honolulumarathon.jp/

13日追記  同級生から、「無事完走できた」というメールが届きました。すばらしい!!

会津八一展 日経新聞から

Cimg2602 2010/12/11付  日本経済新聞 朝刊 の文化往来に会津八一展の的確な記事が載っていましたので紹介します。

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(文化往来)会津八一が創作・監修、仏像写真など展示

 大正・昭和期の歌人、会津八一(1881~1956年)の足跡をたどる展覧会が奈良市の奈良県立美術館で開かれている(19日まで)。終了した東京展と新潟展は八一の愛した奈良の仏像が主体だった。奈良展は八一の書画、歌書のほか、八一が監修した仏像写真、八一が検証した奈良の寺院の古代瓦などが中心。展示約140点のうち半数程度が奈良展独自の出品で、美の創造者としての八一の個性が前面に出ている。

 1924年出版の古美術写真集「室生寺大観」に代表されるように、八一監修の仏像写真は黒色を背景に仏像の陰影や手、衣紋などの細部を強調。仏像写真に新たな感性を吹き込んだ。小川晴暘(せいよう)が撮った「新薬師寺 伐折羅(ばさら)大将像」「中宮寺 菩薩半跏(ぼさつはんか)像」などが有名だ。飛鳥寺や法隆寺の丸瓦も数多く展示。八一は古代瓦に初めて注目した美術史家でもある。

 東大寺の大仏台座のほか法隆寺や薬師寺の文様を写した拓本も多くは奈良展だけの出品で、通常の観覧では実物を目にするのが難しいものがほとんど。会場全体が奈良の美と魅力に包まれている。

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tetsudaさんのブログ「日々ほぼ好日」にも詳しく紹介されています。

http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/5bc5f88527de9b186f61c40aee1bc06a

2010年12月11日 (土)

奈良案内の追記

会津八一の研究家で、数年前から仏像彫刻に励む友人、素空氏から、歌碑に関する情報が入りましたので追記します。
1 喜光寺の歌碑の歌の中の「しろかべに」の「べ=へ」は「遍」のひらかな異体字(変体仮名)なのでかな文字です。

2 この歌碑の書は「會津八一と奈良 歌と書の世界」(二玄社)にありますが、その元は二玄社でもわからないとのことです。
3 「會津八一のうたにのせて」展のパンフレットにある八一の写真は唐招提寺の近くの赤膚焼きの窯元で撮ったものです。
   以上は新潟市会津八一記念館で確認しました。   

また素空氏が2010・12・9(木)のブログで「拓影と興福寺国宝館」を書いていますので紹介します。

http://www.geocities.jp/surume81_1/hitorigoto/2010-12/12.html#129

東京スカイツリータワー

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                                                       先日仕事でひさしぶりに東京・浅草に出かけました。良い天気で、いつもの浅草ROXの前あたりから東京スカイツリータワーを撮ることができました。すでに511m(完成時634m)になっているそうです。

これからは真ん中からアンテナがどんどん伸びるとか。

第2展望台も見えます。夜はスカイツリータワーが見えるアサヒビールの22階から夜景を拝見しました。なぜか高いものにあこがれるところがあるのは、不思議です。それにしても、足場もなしで、つぎつぎと組みあげていく設計であり、技術であり、人間の力には感心します。

2010年12月10日 (金)

富士山

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先日天気の良い日に、新幹線で東京に出かけました。富士山が見えそうな天気であったので、あらかじめカメラの準備をして何枚か撮りました。富士山が見えると何か得をした気がするという文を以前読みましたが、ほんとうに良い天気に富士山に出会えるととても幸運に思えます。

2010年12月 9日 (木)

大和文華館へ  奈良案内6

Pict0009  大和文華館は50年前の1960年、近鉄の創業50周年を記念してつくられたそうです。ことし出来上って50年、近鉄も創業100周年ということで、昨年来工事されていましたが改装されました。

11月のNHKテレビ番組の日曜美術館でも紹介されていましたので、ぜひにということでたずねました。数々の名品が展示されていました。

そのあと、松伯美術館をのぞむ大淵池のほとりの喫茶店でしばしお話して7時間近くの今回のコースは無事終了し、それぞれに帰途に着かれました。(おしまい)

喜光寺へ 奈良案内5

           子規の庭から、車でPict0008_2 一路西へ向かい、菅原町の喜光寺を訪れました。この春には南大門が再建され、この10月31日にはこの寺で歌った会津八一の歌碑が奈良県の会津八一の16基目の歌碑としてつくられたからです。

「ひとりきてかなしむてらのしろかべに汽車のひびきのゆきかへりつつ」

同行の素空氏の解説をごらんください。http://www.geocities.jp/surume81_1/hitorigoto/81/ha/ha-gyou.html#hitorikite

おりからの雨風で、傘の骨がおれたり傘があおられたりしましたが、ほどなくましになりました。本堂の丈六の本尊や、歌碑、南大門そして仁王さんなどを拝見しました。

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2010年12月 8日 (水)

子規の庭へ 奈良の案内4

Pict0006_2Pict0012 Sdscf9128  正岡子規の奈良への旅行は、中国へ従軍記者として参加してからだを痛めたあと、静養した故郷の松山から東京へいくときに立ち寄った最後の旅であったと言うことです。奈良の宿である対山楼のあと地は、現在は天平倶楽部というレストランになっています。そこで昼食へ。和膳という2100円の食事はなかなか良いものでした。

食後、すこし雨は降っていたので見晴らしは良くないのですが、天平倶楽部の東の庭、正岡子規の孫の方がつくられたという子規の庭を歩きました。ちょうど東大寺大仏殿の金のシビがみえ、奈良公園がすばらしい借景をつくっています。

子規の庭には「秋暮るゝ 奈良の旅籠や 柿の味」の歌碑がありました。

2010年12月 7日 (火)

興福寺へ  奈良案内3

Pict0005_2 県庁の屋上から興福寺へ。建設中の中金堂、五重塔、東金堂を外から見て、今回は新装なった国宝館へご案内。11月ころはバスなども多く何十分待ちとかでしたが、12月の平日は行列もなし、すいすいと人気の国宝館へ入れました。

皆さん熱心に見ておられました。数年前にも国宝館へ同じメンバーをご案内したのですが、やはりあらためて好印象をもたれたようです。

そして、興福寺本坊前の会津八一の歌碑を見学しました。県立美術館で見た歌碑の拓本の実物があるのですからすばらしい場所です。(猿沢池畔北東には、采女を歌った歌碑があります)

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今回の奈良県立美術館での会津八一展では、仏像展示が少ないのですが、すぐ近くには興福寺、東大寺、奈良国立博物館のなら仏像館などでたくさん拝観することができますから、つづきに行かれると良いのではないでしょうか。

2010年12月 6日 (月)

県庁屋上へ 奈良案内2

Pict0003 Pict0004 前夜からの雨も上がり、そのあと予定通りすぐ近くの奈良県庁の屋上へ皆さんを案内しました。風は強かったのですが、遠く金剛山も見えるくらいの見晴らしでした。ただこの日は天候が不順で、それぞれの方向の雲の様子が違っていました。

南の正面の興福寺境内から東へ、東大寺大仏殿、二月堂、南大門のそばには新しく完成しつつある「東大寺総合文化センター」などが良く見えます。

春日奥山から奈良公園から高円山さらに南の山も紅葉が合間合間に良く見えます。

さらに北へ、平城山丘陵や遠く木津の方も望めます。西へまわると奈良の町からはるか生駒山。西のほうを見るための望遠鏡もありました(無料)。

皆さん、この展望は初めてでしたので、たいへん好評で楽しんでおられました。無料でおすすめのスポットです。

2010年12月 5日 (日)

オペラ「天平の曼荼羅」へ

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5日、なら100年会館大ホールで行なわれたオペラ「天平の曼荼羅」を聴きに行ってきました。中将姫と女帝が織りなす當麻曼荼羅ものがたりです。とてもすばらしいオペラでした。

船曳先生の指揮で管弦楽はかつらぎチェンバーオーケストラ。多くのすばらしいソリスト陣。

そしてコーラスは奈良市民合唱団、なら100年会館こどもコーラス教室でそれぞれ熱演でした。

キャストの皆さんと共に、このような創作オペラをかつらぎ市を中心にたちあげられ、3年間かつらぎ市、当麻寺、そしてなら100年会館とアップされてつくりあげられた総監督の岡田さん、脚本作曲演出の安藤さんらすばらしいスタッフの皆さんのたいへんな努力に敬意を表したいと思います。

わたしは今回は出演できませんでしたが所属する奈良市民合唱団のhpです。来年10月23日になら100年会館中ホールで演奏会をひらきます。どうぞ団員になっていっしょに歌いましょう。 ただいま団員募集中です。http://music.geocities.jp/nccact/

奈良マラソンへ

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平城遷都1300年記念の奈良マラソンの応援に行ってきました。好天の下、フルマラソンは鴻池競技場を9時スタート。近鉄高天交差点でまっているとほどなくトップランナーが大宮通を西へ。つづいてトップ集団。そして1万人という参加選手が怒涛のごとく走ってきました。

しばらくすると朱雀門あたりをUターンして先頭が走ってきました。バイクを走らせて、紀寺幸町の奈良女子大附属高校(いま中等教育学校)まえの11キロ給水地点へ移動。同級生の走るのを応援する応援団に加わり応援をしてきました。1万人の中の2人を見つけるのは番号を追いかけても宝くじの番号を見つける感じでなかなか見つけられませんでしたが、ひとりの同級生は無事見つけることができ、元気に天理方面に走っていきました。

10キロあたりではもっと縦に長いレースになるのではと思っていましたが、皆さん力走で集団になって走っていました。広島や熊本や全国各地からのユニフォームや仮装のようなコスチュームの選手もたくさんいました。

応援する方には、天気が良くて良い感じでしたが、走る方にはやや暑かったのではないかと思います。多くの方の完走を期待したことでした。

追記  友人はみごと4時間あまりで完走したとメールが来ました。すばらしい!!良かった!!

さらに追記。もうひとりの同級生も見事完走したとのこと。良かった。

追記。奈良ロータリークラブへ行けば、さらにふたりの知り合いが完走とのこと。すばらしい。

「走る友応援する友おたがいに奈良マラソンで元気をもらう」(毎日新聞やまと歌壇採歌)

会津八一展へ 奈良案内1

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かねてから計画中であった会津八一研究家の素空氏とかれの友人の皆さんと、朝10時奈良県立美術館でまちあわせて、会津八一展へいってきました。いろいろな書や、県内のあちこちのお寺などで詠まれた短歌の自筆の掛け軸や額で展示されていました。

また、興福寺の板彫りの仏像や大仏様の蓮弁などが拓本で出ていました。そして奈良県のあちこちの会津八一の歌碑の写真や拓本などが展示されていました。正岡子規との交流も紹介されていました。

写真家の小川晴暘、入江泰吉、画家の杉本健吉、板画家の棟方志功らとの交友や共に創られた作品や、東大寺の上司海雲師などとかわされた書簡なども展示されていました。また「自註鹿鳴集」の自筆原稿などもありました。

東京の展覧会では、奈良の仏像がどうも中心で、肝心の会津八一の作品がやや少なかったように聞いていますが、今回は仏像は少なく、むしろ、会津八一にスポットがあてられているようです。

奈良を深く愛し、奈良の魅力を引き出し、世に多くの古寺、仏像、美術、奈良、短歌、書などを紹介した会津八一だと思います。多くの人にぜひ見ていただきたいと思います。

図録では多くの先生方の文が書かれていてそれぞれに会津八一をわかりやすく語られています。

展覧会は12月19日までですからお早めにどうぞ。hpは、http://www.pref.nara.jp/dd_aspx_menuid-22193.htm

2010年12月 4日 (土)

Nara Explorer

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フリー(無料)の英語の奈良紹介のNara Explorerの新しい号が発刊されました。おんまつりの様子が表紙にあります。ついでながら、当店のCMのページです。オリジナルの正倉文様の器です。夢CUBE1期生のTABI-JIさんら若いメンバーががんばってよく続けられています。

hpです。http://www.naraexplorer.jp/japanese/magazine/

2010年12月 3日 (金)

祝典

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10月の遷都1300年祭の祝典はとても良い天気でした。そして風がつよく吹いていました。

平城の遷都を祝い大極殿の風鐸が鳴り幡 がはためく

ならどっとFM10周年

Scimg2454 奈良のFMラジオの「ならどっとFM」78.4がことし10周年を迎えたということで、先日もちいどのセンター街の一角の「もいち堂」で祝賀パーティが開かれました。地元の各界の方が多数来られていました。10年を迎え活発に活動されています。ときどき、車に乗ったときなどに聞くのですが、なかなか地域に密着した良い番組です。HPもなかなか充実しています。放送局は、ならまちの江戸時代からのもと米屋さんの建物の一角にあります。その放送設備をみるとなかなか趣きのあることです。ますますのご発展を期待したいと思います。http://naradotfm784.dreamblog.jp/

2010年12月 2日 (木)

12月11日苅谷俊介氏の講演会

行動派の女性、Sさんからご案内のメールが届きました。
「あの、苅谷俊介氏が12月11日(土)午後1時から2時まで。奈良県文化会館において「土と役者と考古学」 ~ まき向遺跡と歴史ロマン ~と題して講演をされます。
一般参加 700名 無料との事。(当日先着700名様に整理券配布とのことです)
是非この機会に苅谷さんの奈良への思い、ロマンの源を聞かせて頂きたいと私も楽しみに出かけるつもりです。是非、会場でお目にかかれればと願っています。」
どうやら近畿検査学会の無料の公開講演会のようです。くわしくはhpで。http://naraamt.or.jp/50kinki/kinenkouen.html

2010年12月 1日 (水)

12月5日3時間総集編

12月になりました。

「あなたの知らない奈良 総集編」が12月5日(日)の午後1時~午後4時までNHKのBS-2で放送されます。以前の6時間生中継を、今回は編集して3時間で見ることができるということです。

番組紹介のhpです。

http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2010-12-05&ch=12&eid=11098

http://www.nhk.or.jp/nara/anatanoshiranainara/

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