奈良からの6時間生放送
10月17日は、NHK衛星第2で、午前11時から夕方5時まで、6時間にわたって、奈良からの生放送がありました。奈良県庁屋上をメインに、興福寺、平城宮跡、薬師寺、明日香村、の5ヶ所から放送されました。
関東の友人はテレビでかじりついて見たそうですし、北海道の知人もしかり、奈良市内の友人の奥様もきょうばかりはテレビを見ますと、それぞれ熱心にご覧になったようです。
それぞれの中継先のレポーターや解説のゲストの方もおもしろかったし、「あなたの知らない奈良」というタイトルどおり、知らないこともたくさんありました。
そしてこの日しか見られない興福寺南円堂特別拝観もありましたし、国宝館の阿修羅像など。あまり入らなかった東金堂、16日に立柱式があったばかりの中金堂再建中の様子など。薬師寺の金堂の屋根裏に安置された多数の写経、明日香村や平城宮跡の様子。たしか東大寺や法隆寺、斑鳩もでてきました。
6時間見るのもなかなかたいへんです。また見逃した方に、関西特集では、11月5日(金曜日)総合テレビで夜8時から8時43分まで再放送されるとのこと。
また12月5日(日曜日)午後1時から4時まで3時間の総集編にしてNHKbs2衛星第2で再放送されるということです。

放送を通じて、奈良の古いもの、というだけでなく、奈良は日本であり、その良さが残り、多くの先人などによって1300年、2000年と受け継がれ、修理され、再建されて続いてきたこと、奈良の人たちや全国の人たちによって、支援されてきたこと。時間的にもそれは自分たち自身を見つめることであり、未来にもつながることであること。距離的にもシルクロードなどで、アジア、中近東、さらにヨーロッパにも通じている、その終着駅が奈良であること。ゆるい平成の時代にあって、天平の伽藍ですこしぴりっとすることも大切ではないか。ふつうの家や店舗も少しずつ景観を良くすることも必要ではないか。1300年も今までの人生50年の倍、その13個分と考えれば、奈良時代の人たちと、いまわたしたちは同じ空気を吸い、同じ風を感じているのではないか。また奈良時代の人たちも同じような空気を吸い、同じような風を感じていたのではないか、など語られた言葉が印象に残りました。
また皆さんときどき奈良をたずねていただき、それぞれに奈良を楽しんでいただきたいと思います。そして、このような奈良の地に住んで生活して、仕事して、遊び学ぶことにあらためてありがたさを噛みしめたいと思っています。
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