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2010年10月 3日 (日)

「奈良飛鳥園」

Scimg1753 自室の本棚で、以前読んだことがあるのですがすっかり忘れていた島村利正の「奈良飛鳥園」という本が眼にとまりました。ふと中を読み返すと、会津八一が日吉館に宿泊してウィンドー越しに小川晴暘の1枚の写真を見て、出会い、柳生の石仏の写真を撮りにいったことから、朝日新聞の写真部をやめて、仏像写真をとりはじめたこと。十輪院の石仏、東大寺三月堂、戒壇院、そして法隆寺の仏像をつぎつぎと黒バックの手法で撮り始め、つぎつぎと知り合いやファンが広がっていったことが書かれています。

ちょうどいま飛鳥の万葉文化館でおこなわれている、「写真展 小川晴暘と奈良 飛鳥園のあゆみ」の飛鳥園のことを書いています。

本の帯には、「この輝きをレンズで捉えたい!仏像の持つ神秘の美に魅かれ、清深な心と鋭い眼で奈良の古美術を現代に蘇らせた、情熱の写真家、小川晴暘の生涯」とあります。

昭和55年に新潮社から発行されています。

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コメント

 島村利正さんは、「奈良飛鳥園」「奈良登大路町」などがいいですね。
 新潮社の単行本は品切れなので、私は、未知谷の全集で読みました。

 なお、小川晴暘さんは、私の住んでいる姫路市出身であり、具体的にどこのお生まれなのか調べてみたいと思っています。

やいちさん。コメントありがとうございます。そうですね。小川さんは姫路ご出身ですね。東大寺の清水公照さんもたしか姫路ご出身です。つながりがあるのでしょうね。
新潮社の本をアマゾンの中古で手に入れたという人もいます。

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