東京国立博物館へ
東京での仕事を終えて、上野公園の東京国立博物館の平成館でおこなわれている東大寺展を見ることができました。
平日の雨で博物館拝観には良い日で、ほどよい入りでゆっくりと拝観することができました。奈良で見ることができるといっても、ふつう良弁和尚の像など1年でも12月16日の日しか拝観できませんし、重源上人像や公慶上人像なども決められた日しか拝観できません。
大仏殿まえにいつもある国宝の八角灯篭も、室内でみると4.5mととても大きなものでしたし、いろいろな彫刻なども良く見えました。そして数多くの仏像に、お経、文物などすばらしい東大寺のいろいろなものが展示されていました。
大仏様の実物大の右手や、大仏さまを8m四方の大きなスクリーンの12分間の映像で興味深く拝見することができました。
2300円のこの展覧会の図録を買い求めると、ちょうど東大寺のお坊様に「華」の字を書いていただくことができました。なんと森本公誠長老さまでした。奈良でもこのようなチャンスはめったにありません。
出張先で、東大寺の仏様の展覧会を拝観できる良い機会になりました。関東方面の方にはぜひこの機会にご覧いただきたいと思います。
展覧会のhpを参考にしてください。
「東京にて視る東大寺の特別展重源上人像尊くまぶし」(やまと歌壇採歌)
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その日の行いが良かった「ご褒美」が戴けたようで。いまだに悟りを啓けずにいる俗人はなかなか。
投稿: tettajiji | 2010年10月29日 (金) 14時12分
コメントありがとうございました。ご謙遜なさらず、どうぞお出かけください。
投稿: 鹿鳴人 | 2010年10月29日 (金) 14時28分