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2010年6月17日 (木)

上野誠先生のテレビから

先日のNHK教育テレビ「こころの時代」から、すこし心に留めたところをメモします。         上野先生いわく、

万葉集は、「官報ではなく、新聞の三面記事であり、週刊誌であり、生きた人間のもろもろが書かれている。」

「人間、生きとし生きるものは、限りある存在ではあるが、言葉は生き続ける」という意味の言葉が印象に残りました。ご自分のおかあさんや、おばあさんのことを紹介しながらのお話でした。

大伴旅人の酒の歌13首、そのうち生きているうちに楽しもうよ、という歌があるということでした。

本棚の上野誠先生のPHP研究所からでている 「みんなの万葉集ー響きあう『こころ』と『ことば』」の中にありました。(2002年発行、1500円税別)

生ける者(ひと) 遂(つい)にも死ぬる ものにあれば この世にある間(ま)は 楽しくをあらな (大伴旅人、 巻3の349)Scimg0635 Scimg0632Scimg0633                                                                  

上野先生の現代語訳は、生きとし生けるものは、いずれは死ぬという運命にある━。だから、この世にある間は・・・・・楽しく生きていたいものだ。

  テレビのNHKこころの時代~宗教・人生~ 天平の言霊をみつめて

再放送は、6月21日(月)教育テレビ  午後 2:00~3:00にされます。

                                       

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コメント

「空」は体得すみのこと。

コメントがむつかしいー。

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