奈良縣里程元標の復元
明治時代につくられた奈良縣の里程元標が、奈良市橋本町の三条通ともちいどのセンター街の交差する札の辻あたりにありました。奈良市道路元標とともにありましたが、戦前でしょうか、壊れてずっとそのままになっていました。
長年橋本町自治会など地元では、いつか復元したいものだと思っていたのですが、このたび奈良市の「市民企画事業」の採択を得て具体化して、飛鳥建設株式会社の施工で復元することになりました。また里程元標の書かれた字や材質の研究もしていただきました。そばには奈良市道路元標も建てられます。
場所はかつての場所からすこし東の橋本町御高札場(これも江戸時代のものを1984年復元したもので現在通りかかる多くの方に歴史を伝えています)のすぐ近くになります。(元のあった場所にはかつてここにあったというプレートが埋め込まれます)
目下すばらしいヒノキの木を得て準備が進んでいるということです。除幕式は5月24日朝10時30分から11時までおこなわれる予定です。
猪股静彌氏の「野に遊び 人に学ぶ」にも御高札場と道路元標のことを書いていただいています。(平成16年10月奈良新聞「明風清音」の、札の辻と道路元標)5月9日ブログ参照。
(クリックしていただくと拡大します)
« 大東純子小品展 | トップページ | ならまちナイトカルチャー春 »
コメント