4月24日から、平城宮跡でいよいよはじまります。それに先立ちいろいろな関係者を事前に呼んで、スタッフのトレーニングや最終チェックをされているようです。
(写真はクリックすると拡大します)
20日内覧会で見る機会がありましたので、朝9時過ぎから平城宮跡にいってきました。最初の写真は、場内の地図です。かなり広くて東西南北やく1キロあるということです。ですから、まず歩きやすいスタイル、日差し、雨のため帽子や傘、タオル、飲料水は持参された方が良いと思いました。愛・地球博のトラムなどが数台ありましたが、高齢者や障害の方用と思ったほうが良いと思います。
まず朱雀門、エントランス広場、そして臨時踏切を渡って交流広場をみたあと、大極殿を見てきました。東西44メートルですから相当大きいのですが、何しろ平城宮跡は一辺がおよそ1000mですから、それほど大きくは見えません。中の上村画伯による、四神や12のえとの壁画そして天皇が座られた復元された高御座(たかみくら)など見所の多いものでした。
再び、朱雀門の方に戻り、話題の遣唐使船をみました。30mくらいあるそうです。船上も歩きましたが案外小さくてむかし150人もよく乗って中国に行ったものだな、と思いました。(平城京歴史館にはいると船上を歩けます)平城京歴史館は有料(500円とか)です。映像により平城京の都を説明しています。とくに5面のスクリーンの、12分間のVR(バーチャルリアリティ)映像は、見ている人が浮かんでいるような感覚で、朱雀大路から朱雀門、そして大極殿へ、そして、東大寺や興福寺、元興寺、大安寺、薬師寺や貴族の邸宅など往時を再現して見ることができました。(最大150名入場可とのこと)。
ただし平城京歴史館はすこし狭くて混雑が予想されます。また一方通行にされていて、外に出るにはVRシアターを通過しないと出られない構造のため、途中退場や時間のない人は困ると思われます。そのことを強く指摘する人が多数おられました。まあ、この平城京歴史館は来年以降も見ることができると聞きましたので、もしそうなら今回入場できなくても再度の訪問もありかなと思います。
平城宮跡は駐車場はないと思ったほうが良いと思います。したがって、まず公共交通の利用を強くおすすめします。奈良は道路事情も駐車場もよくありません。
近鉄西大寺駅から徒歩か南口からのシャトルバス、JR奈良駅西口からのシャトルバスの利用が良いと思います。そして帰りは近鉄奈良駅への無料バスで、奈良市の中心市街地の商店街に来てください。また興福寺、東大寺、奈良国立博物館、ならまちなど行かれるのがおすすめです。
平城宮跡は、一日で全部歩くのはなかなかたへんだと思います。ゆったりとその広さを感じることが良いのではないでしょうか。(東京ドーム27個分の広さと表現されています)
22日ー23日は皇太子が奈良に来られ、23日の午前中に大極殿で式典があるようです。大極殿前には雨用でしょうか、ステージが準備されつつありました。奈良市の広範囲で交通規制が敷かれると警察のチラシが配布されています。
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