栄枯「盛」衰
NARANTOナラント、という季刊誌があります。定価680円。hpは、http://www.niplanning.jp/です。
最近発売の春号の大和今昔写真館、にぎわい栄枯「盛」衰、写真が教えてくれるものに、餅飯殿センター街がのっています。
入江泰吉記念奈良市写真美術館の学芸員である説田さんが、昭和20年代後半(アーケードが出来る前)と昭和32年10月(アーケードが出来たころ)、そして2010年(今)と餅飯殿商店街の写真で紹介していただいています。
ちょうど当方の器まつもりのまえにあった神戸屋さんが写っています。パン屋さんと喫茶軽食をされていたお店です。当時喫茶部にはいち早くいれられていたテレビがありました。(ときどきソフトクリームを買ってもらって力道山のプロレスなど見せてもらいました)またパン屋の店頭にはドーナツが自動式でつぎからつぎへと揚げられる器械があったり、クリスマス前には、いろいろなパンを板に貼り付けて人の大きさくらいのサンタクロースがつくられていました。当時として画期的なお店でしたが、写真はなつかしく思い起こさせてくれます。あれからすでに50年余り、もちいどのセンター街のアーケードも3代目になっていますが、かつての賑わいに負けないような商店街になりたいと思います。
同号には、ブログ日々ほぼ好日のtetsudaさんやアナウンサーの乾龍介さん,もちいどのの、おでんで有名な、よばれやさんなども登場しています。
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