1月17日 5.46AM
早朝暗い時間に目を覚まし、テレビをつけると、きょうは阪神淡路大震災から15周年。15年前と同じく、まだ夜と思えるような夜明け前でした。早朝から時間を告げる予報が鳴り、黙祷がおこなわれました。神戸、そして淡路などの多くの市民から当時のことやその後のことや亡くなった家族知り合いのことなどが語られていました。
あの年わたしは前日大阪のガラス見本市に出かけました。(地震で陳列してあった高級ガラス花瓶などが倒れずいぶん破損したということでした)。早朝縦揺れで何事かとびっくりして眼を覚ましました。テレビでは神戸が連絡ないと報じられていました。結局あの日は朝から名古屋の見本市に出かける予定でしたが、電車などが止まり、中止しました。大震災のことをあらためて思い起こすとともに、ご冥福をお祈りします。日頃の防災対策などを忘れないようにしたいと思います。
ところで、この1月3日に発行された、旧師アララギ派歌人の小谷稔先生の歌集「再誕」の冒頭の2ページを紹介させていただきます。地震の短歌がするどく当時を思い起こさせてくれます。(短歌新聞社/定価2500円)
神戸空襲の炎をかつて見き 今見るは地震の空焦がす火ぞ 小谷稔
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