お茶会へ
当方がかつて少し習っていた、裏千家の藤塚先生の師範代の山中先生から淡交会奈良支部の初釜のお茶会に招かれました。
場所は薬師寺の玄奘三蔵院の近くの一画に建てられた真新しいまほろば館でした。(額は高田好胤師の書)
ひさしぶりのお茶会で、気軽に出かけていったのですが、お茶席に入ると30人あまりの席で、正客に指名されてしまいました。心得もなく準備もなく、ずいぶんお断りしたのですが、お道具のお話のやりとりなどしませんからとの山中先生のやさしいお言葉に甘えて、また参会の皆様にもおことわりをして座らせていただきました。お菓子をいただくタイミングなどすこしミスをしつつ無調法ながら、なんとか無事お茶席がおわりました。
帰りに、すぐそばの玄奘三蔵院を拝観し、平山郁夫さんの西域の大壁画をひさしぶりに拝見してきました。まだ1ヶ月前に亡くなられたばかりということでしたが、雄大な大壁画でした。
日常に追われる中、ひさびさにゆっくりした時を過ごすことが出来ましたが、思いがけない正客ですこし疲れました。
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