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2009年11月30日 (月)

「奈良旅万葉」

Scimg8844 Scimg8848 先日JR大阪駅で、見慣れない電車を見かけました。旅万葉というテーマの、ラッピングカーということでした。万葉集の歌人の絵と歌が描かれています。ちょうどお披露目ということで大阪駅に停車している様子で、多くの皆さんが撮っておられました。ニュースによれば29日にテープカットなど式典があったようです。11月30日から奈良県下の桜井線、和歌山線などで走るそうです。hpがありました。http://www.manyotrain.jp/

「旅万葉」旅人いざなう絵電車が大和路走る師走彩り(毎日やまと歌壇採歌)

2009年11月29日 (日)

あちこちから

23日阿修羅展が終わり、今週は奈良も落ち着くのかと思っていたのですが、あちこちからの来訪が続いています。

先日奈良県の4つの商工会議所の職員の皆さんが研修に来られ、もちいどのセンター街の話をさせていただきました。また、大阪府のいろいろな商店街の代表の皆さん20数名が来られ、もちいどのセンター街のことを話題のマーチャントシードセンターでお話しさせていただきました。そのあと熱心に商店街を歩いて視察していただきました。

また、全国各地の商工会議所の青年部の会長研修ということで奈良で全国規模の会議があったようで、のぼりを立てて歩いておられました。(千数百人が来られたとのことです)そのため日本商工会議所の常務理事さんが奈良に来られましたので、もちいどのセンター街や奈良町を歩いてご案内しました。夕暮れ近くの奈良町でしたが、新しいお店が出来ていたり、店の中から明かりがもれて、なかなか良い雰囲気でした。「奈良は良いなあ、町屋がお店になっているのも良いなあ」と感想をいただきました。たしかに一緒に歩いて外からの眼で見るとまた奈良の良さを感じます。

夜は、マーチャントシードセンターで先日の「あるくん奈良スタンプラリー」の反省会が行われました。先日の奈良市の「仕分け」で、事業経費が不要とされたマーチャントシードセンター(英語で商業者の種という意味)ですが、たいへん有用な施設であることを指摘しておきたいと思います。

2009年11月28日 (土)

海と紅葉と虹と

Scimg8686 Scimg8659 Scimg8672 先日、日本海山陰地方へ出かけた写真3枚です。めずらしく虹にも出会いました。

紅葉の山陰路にて虹に会う なにか未来に期待を寄せて

2009年11月27日 (金)

五十二段の修理

Scimg8822 先日ふと通りかかると、五十二段にはクレーン車がやってきて、階段に、石を積んでいる様子でした。

以前の石段は、石を取り除くとすぐ土になっていたようですが、今度は鉄筋コンクリートで段を作ったうえに石をならべる工法のようです。

すぐ近くには、アルミパイプなどをつかった仮階段ができていて、観光客の人たちも上り下りに利用されていました。

2009年11月26日 (木)

事業仕分け

Scimg8831 国でも事業仕分けがさかんにおこなわれていますが、奈良市でも、この22,23日におこなわれました。構想日本の予定がずれ込んだといわれていますが、国も佳境のこの時期に行なわれたことにも注目したいと思います。そして60有余の事業が仕分けられました。22日、一部を傍聴してきました。もちいどのセンターにあるマーチャントシードセンター(商業振興センター)への 運営管理経費も仕分け対象になり、6人のうち2名が不要、コーディネーターの判定で、不要とされました。

2日間で17の事業が不要とされたということです。最終はどのような経過をたどるのかは存じません。関心をもって見ていきたいと思います。

以下をクリックして参考にしてください。奈良市の事業仕分けの速報

2009年11月25日 (水)

室蘭市から

このところ、奈良もちいどのセンター街には、あちこちから視察に来ていただいています。先日は北海道室蘭市から商工会議所のご一行の皆さんに来ていただきました。室蘭市は新日鉄などの企業城下町であること、札幌へ1時間くらいで行けること、夢キューブの260平方メートルという広さは室蘭ではふつうの一戸建てくらいの広さであること、また奈良もちいどのセンター街のようにお店でつながっているのは良いなあ、といった感想を頂きました。いずこもそれぞれの事情があると思いますが、がんばって頂きたく思います。

商店街の 振興願い わが町に 視察の増えて 忙しうれし

やまと歌壇評、商店街の振興にはどことも苦労しているが奈良の商店街は全国から視察を受けて多忙とはうれしい成果をあげている。

いえいえまだまだこれからですが、よろしくお願いします。

2009年11月24日 (火)

愛媛県内子町へ

Scimg8785_2 Scimg8784 Scimg8778 2日目は以前から行きたかった内子町をはじめて訪れました。最初に、株式会社フレッシュパークからり、へ。富田社長さんから映像とお話をうかがいました。毎日農家から出される農作物が新鮮で安く提供されるしくみや、さらに、シャーベット、パン、燻製工房、レストランなどの展開、道の駅の優等生といわれるだけあって、すばらしいものでした。できたての大きな食パンはふだんは予約制とのことでしたが、うまくできたてをいただくことができました。農工商の連携はこれからも大きな取り組みの流れでしょう。こういう施設が奈良の中心市街地にあったらなあ、と皆で語り合ったものです。

そのあと、明治に建てられた内子座を見学しました。地下に回転舞台を回したり、せりをあげる奈落がありました。昼ごはんは明治時代の建物でおいしい料理をいただきました。そのあと伝統的な建造物地区を散策しました。あいにく和ろうそくの工房は昼食休憩で残念ながら拝見することはできませんでしたが、早くから保存された風情のある町並みでした。途中で出会った多くの地元中学生が、遠来のわたしたちに、明るく「こんにちは」と挨拶してくれました。こういうおもてなしが大切だなあ、と一同気持ちを新たにした次第です。

雨の中、3度の休憩をとり、バスで6時間かけて奈良に夕方遅く無事戻りました。

Scimg8793 Scimg8791 Scimg8810 Scimg8813_2

2009年11月23日 (月)

松山市へ

Scimg8744 Scimg8759  先日、愛媛県松山市の商店街視察バス旅行へ行ってきました。奈Scimg8743 良から大阪ー中国自動車道ー淡路島ー四国自動車道で、およそ6時間あまりかけていきました。松山市は3度目の訪問ですが、バスでははじめてでした。

株式会社まちづくり松山の社長さんで大街道商店街理事長さんから、映像とおはなしを聞きました。商店街の大規模店「ラフォーレ」が閉館したこと。6キロ郊外にエミフルMASAKIという大型ショッピングセンターができたのでたいへん影響を受けている、ということでした。

奈良も来年、郊外にイオン大和郡山という奈良市に接する形で、超大型ショッピングセンターがオープン予定しています。国道24号線への交通渋滞と既存の地元商業への影響が危惧されます。

松山の町では、この11月29日から「坂の上の雲」がNHKで放映されるポスターをたくさん見かけました。坂の上の雲館にも立ち寄りましたが、残念ながらその日は休館日でした。

路面電車150円に乗り、道後温泉にいきました。路面電車の坊ちゃん号の復元の電車が駅前に停車していました。また温泉の商店街のアーケードは新しく感じました。地ビールがあったり、じゃこ天があったり。正岡子規の町ですから俳句の投稿箱があったり、夏目漱石の坊ちゃんの登場者の人形があったり。道後温泉を楽しみました。

Scimg8762_2 Scimg8772 Scimg8771

2009年11月22日 (日)

べちょたれ雑炊

Scimg8823 Scimg8824 21,22日奈良町落語ふぇすてぃばるが開かれていましたので、味の方を味わってきました。

有名な十輪院のお寺の門前の細い道(路地)のつきあたりに、田舎・出張料理のうと・うとさんがあります。

べちょたれ雑炊は、きつねがだましてへんなものをいれた雑炊だそうですが、実際は味噌味でいろいろおいしいものが入っていました。なんと390円の安さ。22日もされているそうです。くわしくは説明の写真をクリックしてみてください。うと・うと、電話は0742―23―5958。

2009年11月21日 (土)

歩く・なら

先日も新聞に、奈良の古道歩きのおすすめの記事がありました。そのなかで、歩くことで頭の中が働きやすいとその効用も書かれていました。
東京在住の友人が、以下のような記事があったと紹介してくれました。(以下記事から)
奈良県には一風変わった部署がある。「ならの魅力創造課」の「歩く奈良推進グループ」。昨年4月の発足以来、メンバー5人が3500キロを歩き、お薦めの散策コースを「歩く・なら」のタイトルでホームページに公開している。
 奈良公園周辺の国宝を巡るものや、吉野の修験道をたどるものまで約20通り。9月からはコンビニで地図を自由にプリントアウトできるようになった。http://www.pref.nara.jp/miryoku/aruku/
 きっかけは荒井正吾知事が、県内の歴史遺産や自然を巡るコース作成を提案したこと。観光課の職員だった谷垣裕子さん(46)を中心にプロジェクトが動き始めた。 谷垣さんらは市町村からコースの候補を聞き取った上で、地図を片手に実際に歩き、道中の標識やトイレ、交通量などをチェックする。
 「歩いてみて初めて分かることも多い。ロープが切れていて岩場から落ちかけたこともある」と笑う谷垣さん。「昔の人と同じように歩くことで、歴史を身近に感じることができる」。今後もコースを追加する予定だ。

2009年11月20日 (金)

第5回奈良町落語ふぇすてぃばる

Scimg8820 21日土曜日、22日日曜日、落語ファン必見!奈良町が落語の世界に変わる!という第5回奈良町落語ふぇすてぃばるがひらかれるそうです。各種お問い合わせは奈良町落語館(田中)電話0742-22-7227、FAX0742-23-8764ということです。

いつも歌の絵をいただく、野村さんご夫妻の、田舎・出張料理「うとうと」(電話0742-23-5958十輪院町)では、落語「七度狐」より、「べちょたれぞうすい」が食べられるようです。

2009年11月19日 (木)

奈良検定

奈良商工会議所では、2010年1月10日実施の奈良検定の申込を受付されています。11月末まで。以下のhpをご覧ください。

http://www.nara-cci.or.jp/narakentei/index.html

2009年11月18日 (水)

観光ボランティアガイド全国大会

Scimg8606 ことしから来年にかけて、全国大会が奈良で多く予定されているようです。先日は、卓球の全国大会があったそうですし、19日20日には地域紹介・観光ボランティアガイド全国大会が1000人規模で行なわれるそうです。

19日は開会式や岡本春日大社権宮司さんの基調講演が奈良県文化会館でおこなわれるそうです。また中心市街地のあちこちで分科会や見学が行なわれるそうです。

テーマは「話そう語ろう伝えよう~わが町、わがふるさと~」ということです。

2009年11月17日 (火)

♪「あおによし」

寮美千子さん作詩、清田愛未さん作曲、高橋喜治さん編曲の「あおによし」、なら1300年祭応援イメージソングです。混声4部の合唱曲が11月8日けいはんな音楽祭で初演されました。たいへん好評でした。歌っていてたいへん感動的でした。歌詞もとてもすばらしく、意味深いものです。作詞された寮美千子さんの快諾をいただきましたので、紹介します。


はるばると 沙漠をこえて    幾億の 荒波を わたり
びるしゃなも 旅をしにけり  ちはやぶる 神々の地へ

さかしらな 人の行い  きずつきし 心たち あまた
ふりつもる 痛みを胸に 夢はなお たどりつきたり

 ※あおによし 奈良の都は   まほろばよ はじまりの地よ  ※(繰返し)


天離(あまざか)る いにしえ人は   ぬばたまの 闇の世の彼方(かなた)
きらめきて 光を放つ  星となり われに語らむ

さまよえる 人の心に   失いし 夢はまた 咲きて
びるしゃなの てのひらのなか  人々の 祈りは満ちる

 ※あおによし 奈良の都は    まほろばよ うるわし倭
 ※(繰返し)


それぞれの 思いを胸に   生まれては 消えてゆく人よ
限りある 命をつなぎ  夢はいま ここに息づく

移(うつ)ろえる 季節を見つめ  変わりゆく 人の世をこえて
ひさかたの 光を求め   夢よ行け 時の果てまで

あおによし 奈良の都は   まほろばよ 無辺(むへん)の空よ

あおによし 奈良の都は  まほろばよ ここより永久(とわ)に 

2009年11月16日 (月)

日々ほぼ好日

奈良の有名なブログ、tetudaさんの「日々ほぼ好日」にもちいどの夢キューブの2期生募集のことを取り上げていただきました。http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/faaa055acd7175ce21d11cfdff9529bd

「もちいどのセンター街は、目に見えてお客さんが増えていますね。今回も、申し込みがたくさんあれば良いですね、期待しています。(て)」というコメントもいただきました。
ありがとうございます。

12月25日まで募集しています。多くの方の応募を期待しています。

2009年11月15日 (日)

西日本学生軟式野球選抜大会

Sdsc01319 Sdsc01329 15日西日本学生軟式野球選抜大会の三条通りのパレードと奈良公園で開会式が行なわれました。

西日本から勝ち残った8チームが16日から市営鴻池球場で試合をおこなわれます。

奈良市中心市街地活性化研究会では、奈良の名物、のっぺ汁を提供しましたが、選手役員の皆様にたいへん好評でした。

卑弥呼の王宮か

卑弥呼の王宮か - 国内最大の建物跡【纒向遺跡】2009年11月11日付 奈良新聞は伝えています。
「新たに見つかった大型建物跡(手前)と西に連なる建物群(奥)=桜井市辻
 邪馬台国の有力候補地とされる桜井市辻の纒向遺跡で、3世紀前半で国内最大の大型建物跡が見つかり、桜井市教育委員会が10日、発表した。これまでに確認された3棟と軸線が一致。女王・卑弥呼の宮殿とみられており、邪馬台国中枢部の解明につながる画期的な成果となった」ということです。邪馬台国には畿内説と九州説がありますが、さてどうでしょうか。

2009年11月14日 (土)

楓ともみじ

Scimg8605 何気なく、紅葉といっていますが、[かえで]と[もみじ]はどう違うの?という質問がゴルフの同伴の旧知の人から発せられました。

同伴の花屋さんの説明は、かえでは外国から来たもの、もみじは日本の山に生えているもの、かえでの方が紅葉が早い、ということでした。途中、カナダのメイプルリーフのような大きな紅葉した葉っぱを見ましたが、確かにそうでした。

ゴルフ場は奈良の町より、秋が早く、気温も5度低いからだ、というお話はよくわかりました。ともあれ秋色の深まりを感じる、11月の奈良の柳生ccでのゴルフでした。

2009年11月13日 (金)

ぜっぴん

テレビの取材を受けたのですが、あまり画面で見るのは苦手です。が、テレビで見ることができました。11月1日取材のテレビが13日夜に奈良テレビで放映されました。テレビカメラ相手にあまりうまくしゃべれないのですが、突撃取材のテレビクルー相手でしたので、なんとかすべてアドリブで対応しました。森繁久弥氏もアドリブがうまかったとのこと、雲泥の差ではありますが。

西日本学生軟式野球選抜大会

第26回西日本学生軟式野球選抜大会が15日から奈良で行なわれます。出場大学は、松山大学vs奈良県立大学、広島工業大学vs北九州市立大学、広島経済大学vs奈良産業大学、川崎医療福祉大学vs福岡国際大学の8チームです。16日からトーナメントで上記の対戦が行なわれ、17日準決勝、18日10時から決勝戦が行なわれます。場所は奈良市営鴻池球場にて。
つきましては、今回、奈良の中心市街地をパレードし、多くの市民と参加チームとの交流を図りたいという趣旨で行なわれることになりました。
また12月6日、全日本きもの装いコンテストきものフェスティバル関西大会が奈良県文化会館で行なわれるそうです。その前宣伝も合流して行なわれます。
そこで11月15日(日曜日)午後1時30分から、JR奈良駅出発、三条通を東進、猿沢池までパレードが行なわれます。
パレードは、音楽ー横断看板ー上記の和装のチーム30人ー軟式野球8チーム240人ー和装チーム50人で、320人規模です。
その後3時から奈良公園登大路園地において開会式がおこなわれます。これは野球関係者でおこなわれますが市民の方の見学は自由です。
3時30分から5時くらいまで交歓会がおこなわれます。奈良市中心市街地活性化研究会から奈良名物ののっぺい汁の提供をおこないます。
パレードならびに開会式・交歓会にご参加いただき応援のほどお願いします。

2009年11月12日 (木)

タッチアンドゴー

この秋のシーズンで奈良公園では正倉院展や阿修羅像公開などいろいろな催しがひらかれています。それにしたがって車が押し寄せ、とくに観光バスが県庁東交差点からじゅず繋ぎで大渋滞をおこし、ひいては中心市街地のあちこちでも渋滞をおこしています。

行き先の駐車場が少なく、入れないのですから当然でしょう。駐車場を広げることもすでに物理的にむつかしいのですから、方法を考えないとせっかく来られた多くの人に不満と不評をもって帰ってもらうことになるのではないかと危惧します。

以前、滋賀県長浜市へバスで訪れたとき、黒壁周辺の駐車場で人を降ろし、バスはほかの離れた場所に移動し、あらかじめ決めた時刻で再び人を乗せていて、うまいシステムだと感心しました。友人によれば、タッチアンドゴーというそうですが、このしくみで観光バスもどこかに移動して留めさせるという方式を検討したらどうかと思います。

乗用車などは、パークアンドライド方式も良いと思います。シャトルバス方式も良いと思います。

2009年11月11日 (水)

あちこちから

S_2009_024 先日は、もちいどのセンター街見学に、島根県の7つの市から来られました。日頃、指導をされている方を前に、僭越ながら、経過を説明し、商店街、夢キューブや食品スーパー「オーケスト」などをご案内しました。

また、別の日は、神戸、京都、奈良のデザイン協会の方がもちいどのセンター街そして奈良町に来られました。いろいろとまちづくりについて交歓しました。

そしてまた、富山から旧知の友人も正倉院を見る機会に来街・来店してくれました。立山を日ごろの活動の場にしている有名な「室堂平のたぬき」さんです。迫力ある立山の写真をプレゼントしてくれましたので、掲げます。

来ていただいていろいろなご意見をいただくことは励みにもなりますし、参考にもなります。どうもありがとうございます。

          

2009年11月10日 (火)

秋色濃し

秋色が日々濃くなってきました。良い天気続きでしたが、10日から雨の予報がでています。それにしても、先日の7日土曜日は奈良に訪れる人が最高潮だったようです。阿修羅像の興福寺仮金堂へ3時間30分待ちとのこと。うまく行けば、奈良から東京までいける時間です。正倉院展は1時間待ちくらいだったとか。しかたないとはいえ行列が続きます。

興福寺阿修羅像は23日までやっています。12日は天皇即位20周年とのことで、奈良国立博物館も入場無料とのこと。(他の国立博物館や美術館も無料とか)正倉院展の最終日で、これまたどれだけ混むのかわかりません。

東京国立博物館では、12日から皇室の所蔵品展(後期)が開かれ、一部正倉院の宝物も展示されるとのことです。

2009年11月 9日 (月)

奈良市民まちづくり会議へ

奈良市では奈良市民まちづくり会議が50名余の市民の公募で開かれています。つぎの10年のために新しい総合計画を作るためです。

来年の3月まで何回かひらかれます。奈良市のhpに内容は明らかにされていきます。11月6日、2回目がひらかれましたので、夜7時からの遅い会合ですが出席してきました。

「奈良の魅力と悩み」というテーマのグループディスカッションですが、魅力はほぼ同じようなものがでていましたが、悩みがより多くでていたように思います。

2009年11月 8日 (日)

京都国立博物館へ

Scimg8587 「日蓮と法華の名宝展」という特別展が京都国立博物館でおこなわれていますので、合間を縫って見てきました。(11月23日まで)京都の町衆文化という視点でたくさんの日蓮関連の宝物が展示されていました。長谷川等伯や尾形乾山ら多くの芸術家が信者であり、その影響でいろいろな作品に反映されているようです。

6年前にも東京国立博物館でも大日蓮展が開催されていて拝見しましたが、今回の展示作品は、同じ物もありましたが、ほとんど違う作品が展示されていました。

くわしくは以下のhpをごらんください。http://www.kyohaku.go.jp/jp/index_top.html

2009年11月 7日 (土)

食のフェスティバルCu-Cal

先月からよくメディアで紹介されていましたが、いまいちよくわからず、奈良公園の会場へもいったのですが、食後でしたので、入ることもせずながめていたのでした。

軽井沢や山中湖あたりでされている食のフェスティバルが、ことしの11月23日まで奈良公園でもされているということです。

奈良のいろいろなフレンチや和食のお店も紹介されています.何軒かいきましたが、行っていないお店の方が多いようです。

くわしくは以下のhpをごらんください。http://www.cucal.net/2009/?area=nara&m=nmr

2009年11月 6日 (金)

♪どんぐりころころ

Cimg8405 秋らしい歌が、いつもの野村さんご夫妻から届きました。

このごろ、奈良公園や道で、どんぐりなどが落ちています。

絵を見ると、どんぐりがどじょうに出会ったという歌詞がよくわかります。

2009年11月 5日 (木)

けいはんな音楽祭

11月8日(日曜日)に、けいはんな音楽祭がひらかれます。24音楽団体が出演されるとのことです。それぞれすばらしい演奏が期待されます。

奈良市民合唱団では、3時過ぎ、合唱曲「あおによし」の初演をおこないます。寮美千子さん作詩、清田愛未さん作曲、高橋喜治さん編曲の新曲です。奈良市の中心市街地では清田愛未さんのソロの歌が流れています。コーラスでははじめてですがなかなか良いと評判です。

場所などは、以下のhpで。

2009年11月 4日 (水)

文化の日

Scimg8588 文化の日の昼過ぎすこし奈良公園のほうへバイクでいってみました。車が渋滞です。この土日そして文化の日の3日間、無料のバスを走らせたり、博物館まえから大仏前そして高畑方向へ、一方通行を実施して社会実験を行なっていました。2車線あるのですから、2車線ともクルマ用に使えばと車の立場からいえば思うのですが、1車線は歩行者のための歩道を確保していました。でもあまりもともとの車道を歩く歩行者は少ないようです。それで渋滞。当方、通行許可つきのバイクながら、大きなバスなどに道をふさがれると、横を通り抜けることもむつかしく、裏道にはいって渋滞をかわしました。裏道はスイスイと走れます。東大寺南大門あたりはまた人がとても多くて、バイクもおりて押して歩きました。

Scimg8590 Scimg8589 浮雲園地あたりでは、フリーマーケットが行なわれていました。のどかな休日風景です。(実はこれを見に出かけたのです)

帰り道は、バイクも高畑方向へ一方通行させられすこし大回りして店に戻りました。

昨日あたりから一気に寒くなりました。皆さん一挙に冬の服装になられたような感じです。

Scimg8597 もちいどのセンター街もたいへんな人通りです。正倉院展の「あるくん奈良スタンプラリー」の冊子をもって歩く人、思い思いに歩く人、ちかくの飲食店などに並ぶ人。

おとといの日曜日は、奈良テレビの「ぜっぴん」というテレビクルーがいきなり来店取材。もちいどのセンター街の様子がどのように放映されるのでしょうか?(13日金曜日午後9時から放映とか)

東京から阿修羅像を見に来たというお客様によれば、2時間半も並んで見て良かったとか。ともあれ、この飛び石連休もたいへんな人出の奈良の町でした。

2009年11月 3日 (火)

阿修羅像の思い出

興福寺の仮本堂での阿修羅像は、連日多くの人々が並んで拝観されています。(11月23日まで)

さて、それは高校入試の美術の問題でした。阿修羅像には六本の腕と手がありますが、そのうち4本のあげた腕と手が問題には描かれていました。たしか問題は、あと二本の腕と手を描きこめ、というものでした。

いくら考えても浮かんできませんでしたので、万歳しているようなスケッチを描きいれたのでしたが見事に間違い。正解は合掌されている、腕と手を描くことでした。

いまの奈良検定につうじるような、おもしろい問題でした。まちがって試験も万歳をするところでしたが、幸いなんとか高校に合格できました。はるか40数年前の阿修羅像の思い出です。

阿修羅像も正倉院も天平の代より時を超え人々を待つ 

 

2009年11月 2日 (月)

「奈良美術をつくった工人たち」

Scimg8480 先日「奈良美術をつくった工人たち」という講演を、奈良ホテルで早稲田大学文学部教授の大橋一章先生から聞く機会がありました。

奈良美術というのは大正時代、会津八一先生が言われはじめたことばで、1300年の仏教寺院、仏像、建物など、飛鳥から天平時代をいうそうです。

明治5年から正倉院など文化財調査がはじまり、11年に東京に多くの文化財が運ばれたそうです。明治17年フェノロサ・岡倉天心が法隆寺夢殿を調査し秘仏の救世観音を公開しました。

そもそもインドで生まれた仏教は、中国へ伝来しましたが、高度な国から高度な国への移動は、慎重に進められ、漢字と言う文字を持っていた中国は経典を漢字に翻訳しました。のちに朝鮮、日本へ伝わりましたが、文字を持っていなかった朝鮮、日本は漢字のままうつしました。当初、日本へ3年交代で8回、文字を教えるために中国から日本へ派遣されたそうです。ようやくその後、577年はじめて造仏工ひとり、造寺工ひとりがやってきて、日本の多くの若い人たちに技術を教えたのち、587年飛鳥寺が発願され、1つずつお寺が作られていきました。大阪の四天王寺、百済大寺(のち平城京にうつり大安寺に)、川原寺、薬師寺とつくられていきました。

なかでも興福寺は藤原不比等がつくった特別のお寺です。4キロ四方の平城京、その東に1キロ四方の外京(げきょう)をつくりました。外京にある興福寺のあるところは、高台であり見晴らしもよく、地盤も固くすばらしいところです。

興福寺は、東、中、西と3つの金堂を持ちそれぞれ丈六の本尊をもちました。西金堂(今は現存しない)に釈迦像と脇像、四天王をもち八部衆らをもちました。

その八部衆のひとりが、阿修羅像であり、この春以来たいへんな人気ですが、あの表情がすばらしいのではないでしょうか。人間の顔は内面、性格、心理状態、思想などをあらわし、絵や仏像で表現するのがたいへんむつかしいのですが、見事につくられた最初の仏像ではないでしょうか。

工人の最後の仕上げ、日本では「仕上げ」ということを大切にします。仕上げという言葉は、そのままでは外国語ではありません。当時の木の表面は、やりがんな、で仕上げられています。

そして芸術作品では権威的な品格とかではなく、気品が大切です。

すばらしい奈良美術にかこまれた奈良の人たちはぜひ、こころがけて奈良の美術を鑑賞してもらいたいと思います、と結ばれました。

Scimg8492

追記、講演で、伝世古ということばをはじめて聞きました。検索するとちょうど大橋先生の対談が出てきました。

参考までにhttp://www.enhan.waseda.ac.jp/tokushu/tokushu02.html

新聞は様子を伝える、奈良新聞から。

2009年11月 1日 (日)

唐招提寺の話題

11月になりました。唐招提寺ではながらく金堂の大修理が行なわれていましたが、落慶法要は、11月1日(日)~3日(火・文化の日)の3日間、国宝金堂前にて行われるそうです。

修理の概要のhpがありました。http://www.toshodaiji.jp/shuri_gaiyou.html

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