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2009年9月16日 (水)

奈良新聞から

奈良新聞のいわば朝日新聞の天声人語に当たる「国原譜」という囲み記事の14日付に、「水」というペンネームの記者がもちいどのセンター街のことを書いてくれていますので、紹介させていただきます。

(以下、奈良新聞、国原譜、9月14日)

奈良市の老舗商店街の一つ、もちいどのセンター街を行くのは楽しい。

 アーケードの入り口近くで時折、もち菓子店から威勢のよい掛け声とともにもちつきが始まり、たちまち人盛りができる。あん入りのもち菓子がその場で仕上がると行列ができることも。

 一つでも心よく店員が応対をしてくれるため、もち菓子を片手に、ぶらり食べ歩く観光客も多い。別の店では棒に差した天ぷらが人気のところもある。

 世界不況からこの1年、消費不況が続いている。7月の大型小売店販売状況は全店ベースで前年同月比7.5%マイナスとなり、消費者の買い控えが続いている。

 比較的手堅いのが飲食料品。衣料品など他の品目より落ち込みが少ない。間に合うものは買うのをやめ、買うにしても低価格のものに絞っているかもしれない。

 この商店街で、食品以外で人気があるのは、平城遷都1300年記念のキャラクター商品や「ならまちの猫」を題材とした絵はがきや雑貨。作り手に近く、物語などのうんちくがある商品が強いようだ。不況に打ち勝つヒントは、この辺りにあるのかも。(水)

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