ボンの町
ボンは以前は西ドイツの首都でしたし、ベートベンの生まれた町です。宿泊したジュッセルドルフからうまく汽車に乗ると1時間くらいでした。汽車に乗るのはまず自動販売機の切符の購入に苦労し、のる列車を探し出すこと、そしてそのホームを探すのがたいへんでした。二人連れでしたので、何とか目的地に行くことが出来、宿泊先に戻ってくることができました。なかなかわかりにくいのですが、ときどき、乗りわせたドイツの人がケルンはもうすぐといった親切な説明してくれました。見知らぬ町での親切は、とくに地理や乗り物に不案内な旅行者にはありがたいものでした。それもこちらが聞くのではなく、ドイツの方から自然に教えてくれる場面に何度か出会いました。
ボンの駅をおりてしばらくするとベートーベンの銅像のある広場です。ちょうど土曜日で、市がひらかれていました。花屋さんや果物屋さんはカラフルです。
インフォメーションセンターに行き、いろいろな印刷物をもらいました。日本語版もありましたのでもらって見ると、ベートーベンの家をはじめ歩くと良いルートが赤い線で書かれていました。雨模様ですので、その道をそのままたどることにしました。古くからの旧市街地は小さな店がたくさん並んでいてとても楽しい店が多く楽しい道でした。
土曜日ゆえ、人もたくさんでていました。ほどなくベートーベンの生まれた家にたどりつきました。いまは記念館になっています。5ユーロを支払い日本語のパンフレットをもらい3階建ての建物にはいりました。150点以上の貴重な資料があるそうです。また中庭にはベートーベンのいろいろな銅像が飾られていました。また別館ではオーディオやパソコンでベートベンの資料や音楽を聴くことができました。ミュージアムショップではベートーベンゆかりのスーベニアを購入できました。
ライン川沿いを歩き、ボン大学の広い公園を歩き、ようやく教会まで戻っておおよそ小さく1周したことになりました。旧市街地でおいしいビールを飲み、おそい昼食、この日はスパゲティを食べました。
チョコレート屋さんやおみやげ物屋さん、食器屋さん、などいずれも買う気をそそる良いお店がならんでいました。
ボンの駅に戻ると、駅前では中年以上の人たちが集まり、どうやら失業して職を求める集会がひらかれていました。(翌日の報道で紹介されていたそうです)
ボンの旧市街地はこじんまりしていて、歩きやすく良い雰囲気でした。
« 雨のケルンの町 | トップページ | 乗り物inドイツ »
コメント