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2009年4月27日 (月)

雨のケルンの町

Kerundaiseido Scimg6815 友人たちにもすすめられていた、ジュッセルドルフから電車で30分ほどの、ケルンの町に出かけました。駅のすぐそばに、高くそびえる世界遺産のケルン大聖堂がありました。あまりに大きくて、全体の写真を撮るのに苦労しました。内部も広く、ステンドグラスが印象的です。日本語の説明のチラシや本も売られていましたので、購入しました。

外に出ると、ローマ・ゲルマンの博物館がありましたので、早速見学しました。5ユーロでした。かつてローマがケルンまできていたということです。たくさんの遺跡が発掘されたようでたくさん展示してありました。

つぎにすぐとなりにおすすめのルードビッヒ現代美術館がありましたので、入場することにしました。するといろいろな博物館や美術館が一日券を購入すると12ユーロで買えるからそうしなさいといわれましたので、最初のローマ・ゲルマンの博物館にもどり追加の7ユーロをはらうと一日券に代えてくれました。これも、なかなかのサービスです。普通このような場合、そのまま、つぎの美術館でも単独の5ユーロを売るのが多いのではないでしょうか。

奈良でもどこの博物館・美術館・社寺も1日券で回れるようになるとずいぶん便利でしょうが、まだまだそういうことは実現していません。

現代美術館は、いろいろなジャンルの現代美術が展示され、中でも本物そっくりの「人」(近づくと実によくできた作品でした)が展示されていてそのリアルさに驚いたり、アニメの短編が映像室で展示されたり、絵画彫刻もとても多くすべてをみるとたいへん疲れました。

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いっしょに出かけた作曲家の先生と遅い昼食を食べすこし英気を取り戻し、さらに地図を片手に旧市街地を歩きました。古いお店とともに、アメリカ系のファストフードの店や衣料の店も目立ちました。写真左のような、現代的なガラス張りの商業施設もありました。

やがてしばらく歩いて探し出したのが教会を改造した美術館でした。キリスト教関係のいろいろな美術品がうまく展示されていました。つぎは月をテーマにした展示をしている美術館にいきました。月を多くの角度から浮き彫りにされ工夫されていると思いました。結局この日、合計4つの美術館博物館を見学しました。いずれもドイツ語と英語の表示がされていました。この日はちょうど雨で美術館日和とはいえ、たいへんくたびれました。(写真右は古い教会を利用した美術館前にて)

帰りの電車でまた乗車までに苦労してジュッセルドルフに戻り、しばらく休憩の後、アルトシュタットのある店に入り、アルトビールと郷土料理を食べました。ウェイターらが日本語の片言で語りかけてくれたり、なかなかサービス精神が豊かなお店で3時間近く過ごしました。ドイツの地ビールはなかなかおいしいものでした。

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