小池百合子(衆議院議員・元環境大臣)さんと 末吉竹二郎(国連環境計画・金融イニシアチブ[UNEPFI]特別顧問)さんの二人の環境についての講演を聞いてきました。それぞれ1時間ずつの講演の2本立てながら、700人くらいの聴衆は中座する人もほとんどなく、熱心に聴いておられました。
(以下は末吉竹二郎氏の講演のわたしのメモから。)
いかに炭酸ガスCO2の排出が地球を温暖化させているか。いかに早いスピードで北極海の氷が溶けているか。地球1個ではなく、現在すでに地球1.3個分を消費してわれわれ67億人が住んでいる。近い将来急速に地球2個分、地球4個分が必要なくらいの生活をしている。
2007年10月、フランスのサルコジ大統領のことば「新しいハイウェーはいらない。新しい飛行場はいらない。新しい高速鉄道が欲しい。新しい自転車道が欲しい」。
CO2の基準の広がり。ドイツ。法制化のイギリス。ヨーロッパ。アメリカの20の州も。日本はまだ法制化までいっていない。
子供に地球を残す、新しい価値観を生み出そう。1、CO2を出すことは悪いことだ・・・損をする、罰せられる、嫌われる。2、CO2を減らすことは良いことだ。・・・得をする。ほめられる。喜ばれる。
あなたの1%を環境のために使おう。お金の1%、あるいは時間の1%、あるいはこころの1%を。
豪州先住民のことば。「地球は大切に扱いなさい。地球は親からもらったものではありません。それは子供たちからの預かりものです。」
今日の講演会を聴いて、あなたはどちらを選びますか?将来のこどもたちに、1あの時動いてくれてありがとう。2どうして動いてくれなかったの?
内容のある講演をうまく伝えることはむずかしいのですが、わたしにとっていかに今、環境が大切かをあらためて知る講演会となりました。そしてひとりひとりが身近なことからひとつずつ考えて行動することが大切だと思ったことです。
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