新しい大統領
偶然起きていたので、20日深夜オバマ大統領の宣誓と就任演説をテレビ中継で見ました。アメリカの大統領の衛星中継でつい思い起こすのは、朝早くから起きて見た、40数年前の日米のはじめての衛星中継のニュースが、ダラスでのJFケネディ大統領の暗殺のニュースです。
ところでたいへんな数の聴衆の前でのオバマ大統領の就任演説は、同時通訳でもとても早くてすぐには理解できないものでした。演説がうまいということで、CDつきのオバマ演説がよく売れ、またこの就任演説も予約販売されるとのこと、言葉の強さ、言葉の大切さを象徴するものでしょう。
朝の日本のテレビでは、ところどころ演説の解説もされていました。が、あくまでもオバマ大統領はアメリカの大統領であること。それにくらべて日本の総理の軽さと指導力のなさ、などを話していました。
ともあれ、オバマ大統領のまずは100日間を注目したいと思います。
(以下は毎日新聞 2009年1月21日 夕刊から)
■就任演説のポイント■
・困難な選択を避け、次世代の準備に失敗してきた
・過去に固執し、狭い利益しか守らない時代は終わった
・恐れより希望、争いのかわりに団結を
・不朽の精神を再確認
・アメリカ再建の仕事に取りかかる
・政府の大小ではなく、機能しているかが問題
・米国は再び指導力を発揮する
・我々(米国人)の生き方を断固守る
・多様な出自は強みで、弱みではない
・イスラム世界と相互の利益と敬意を基本に共に歩む
・貧しい国々の人々と一緒に汗を流す
・政府の能力や義務は国民の信念と決意が決定する
・責任を果たすべき新たな時代だ
・希望と美徳で(困難に)勇敢に立ち向かう
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