「脳を活かす仕事術」
テレビで茂木健一郎さんの話がなかなかおもしろかったので、書店で買い求めた本です。副題に「わかる」を「できる」に変える、とあります。
「脳を活かす仕事術」の神髄は、喜びの中で「脳の出力と入力のサイクルを回す」ことにほかならず、好奇心をもって様々な「いいもの」を見て感覚系を鍛え、インプットした情報を運動系から”作品”として外部に出力し、そして成長していくことが大切なのです。
脳の入力とは、たとえば、音楽、絵、その他を楽しむこと、これは飛躍的に成長するといいます。一方、脳の出力、音楽や絵を表現するということはまた別の回路であり、繰り返しの鍛錬などが必要というわけです。いろいろな情報を入れ(入力)、それを表現(出力)することが必要ということです。
「経験をたくさん積んだお年寄りが本気で意欲を出すことが一番すごい」とか。
「創造性は年齢・性別・境遇に関わらず、誰でも発揮しうるものなのです」とか。
「背伸びをして自分を鍛える」などなど。
その他、この本の中には、いろいろなヒントがあると思いました。
茂木健一郎著「脳を活かす仕事術」 PHP研究所、本体1100円。
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