おんまつり・大宿所まつり・まんとくん
15日はおんまつりのいわば初日。むかし、おんまつりを支えた大和近郷の大和士(やまとさむらい)が精進潔斎をして準備したという大宿所において、大宿所祭がありました。12月とは思えない、青空の広がる良い天気でした。
大宿所は、もちいどのセンター街の南よりにあります。商店街の店なみのなかに鳥居があり、広い広場になっていて、その一角に大宿所があります。その西隣は市立椿井小学校の体育館です。
昼過ぎから、おん祭りに参加の女性の4人の選ばれた巫女さん、奈良市の商店街の集まりの皆さん、そしてアルバイトの奈良県立大学の学生さんらが、かつての大和士らに扮してのおわたり行列がありました。12時50分ころJR奈良駅を出発し、中心市街地の商店街を御渡り行列が進み、もちいどの大宿所に繰り込みました。大宿所で神職による神事や、また珍しい「御湯たて」という巫女さんによる神事がおこなわれました。
もちいどの商店街では、奈良伝来の「のっぺいじる」(大鍋6杯1200人分)や「あめ湯」を準備して終日ふるまいました。
そんな中、ことしは話題の民間が選出した「まんとくん」の着ぐるみが、商店街や大宿所に来てくれました。 たいへんな人気で、子どもたちをはじめたくさんの人たちと、記念写真などを撮っていました。 17日のおんまつりの昼前、三条通JR奈良駅あたりにまんとくんが再びやってくるといううわさです。
智林堂さんのブログで写真をたくさん撮ってくれています。http://chirindo.exblog.jp/9066999/
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