正倉院展へ
25日からはじまった、奈良国立博物館の正倉院展を早速拝見してきました。すばらしいと思ったのは、サザン朝ペルシャから伝わったという、白瑠璃碗です。http://www.47news.jp/CN/200810/CN2008102401000367.html
保存状態もよく、透明でガラス質が良く残っており、また、研磨材料で磨かれてつくりだされたカットはすばらしいものがあります。よく、古いガラスは「酢」のようなにおいがしたりべたべたしたりしているのを見るのですが、そういう感じはまったくしません。今まで正倉院展でみたガラスは、風化して透過性がなくてガラスには見えないものがよくありましたが、今回の白瑠璃碗はまさにガラスです。
同じ展示室に、ペルシャで土中から発掘されたものが展示されていましたが、そっくりというものでしたが、かなり風化して不透明なものでした。
そのほかにも、ミイラになったテンという動物。きれいな鏡。たくさんの興味深い宝物が展示されています。ぜひ時間を見つけてお出かけください。11月10日まで。正倉院展のhpは以下の通りです。
http://www.narahaku.go.jp/exhib/2008toku/shosoin/shosoin-1.htm
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