9月から10月へ
9月は、いろいろな出来事がありました。
アメリカの金融危機が瞬く間に世界を駆け巡り、日本にも影響があるという報道。
農水省の「工業用の米」と称する事故米が、三笠フーズなどに入札で大量に払い出した結果、焼酎や給食や赤飯やお菓子の材料やコンビニのおにぎりなどに多くの迂回路を通して消費者の食に供されたこと。
わが子を殺す母の事件。などなど・・・いろいろな事件。
福田総理の引退表明。麻生総理の登場。小泉元総理の引退表明。
一方、小沢民主党党首の再選。総選挙近し、とのこと。
« 2008年8月 | トップページ | 2008年10月 »
9月は、いろいろな出来事がありました。
アメリカの金融危機が瞬く間に世界を駆け巡り、日本にも影響があるという報道。
農水省の「工業用の米」と称する事故米が、三笠フーズなどに入札で大量に払い出した結果、焼酎や給食や赤飯やお菓子の材料やコンビニのおにぎりなどに多くの迂回路を通して消費者の食に供されたこと。
わが子を殺す母の事件。などなど・・・いろいろな事件。
福田総理の引退表明。麻生総理の登場。小泉元総理の引退表明。
一方、小沢民主党党首の再選。総選挙近し、とのこと。
門坂さんが、奈良ではじめての個展をしてくださいます。ちょうど新しく知り合った奈良の友人Mさんご夫妻のご紹介で実現する運びになりました。
銅版画、ペン画、水彩画など20数点を展示していただきます。
写真の作品は、「月見が原」、エングレーヴィング 2002年です。腐食させないで、彫ったそのままだそうです。「本物を見るとぶっ飛ぶ」とか。
会期は10月1日から8日まで。ギャラリーまつもりにて。作者は1日から5日在廊してくださいます。
門坂流さんのhpです。http://kadosaka.com/contents/top.html
ぜひご高覧くださいますようご案内します。
昨日の土曜日の朝、青空から、宣伝飛行のセスナ機の、「×××では○○○売出しを行なっています」といったスピーカーの声が聞こえました。あまり内容までは聞き取ることができませんでしたが、久しぶりに聞く宣伝飛行機の声でした。
子どものころは、日曜日になると良く宣伝飛行機が飛んできて、小さなビラを空からまいていたことを思い出します。何枚もいろいろな色に印刷されたビラを求めて走り回ったことでした。
ビラの散布は、危険ということで今はもう出来なくなっていると思います。が、久しぶりに聞く宣伝飛行機の広告の声でした。
東京の友人が、こんなテレビが東京では流れていたと、DVDを送ってきてくれました。どうやら関東だけ流れている番組だそうです。
TBS「噂の東京マガジン」9月14日放送分。
http://www.tbs.co.jp/uwasa/20080914/genba.html
「平成の遷都1300年祭の陰で、お年寄りが狙われた」というタイトル。
わたしも一度見ましたが、ちょっと違うのではないかと思います。奈良の友人が同じく見てやはり問題だと以下のような感想をおくってきてくれました。
(以下奈良の友人からのメール)
*「TBS噂の東京マガジン」9月14日放送分のDVDを見ました。 「平成の遷都1300年祭の陰で、お年寄りが狙われた」というタイトルですが、これ、変ですよね。平城遷都と平成とゴッチャになってる?この春ぐらいから「シルバーパスを守る会」のチラシが入ってきますが、基本的にこの主張に沿った内容・構成ですね。
山口良一がレポーターで、行基前で「守る会」のメンバー10名ほどのところへ。爺ちゃん「年寄りいじめええ加減にせえ」と言ってる。シルバーパスの100円負担化と、銭湯の100円負担化について市の負担が10億円近くになってしまうからというなら、1300年事業
の関連の費用はどうなってるんだというのが「会」の主張ですが、奈良市の事業も県の事業も、みなゴッチャに「公共事業」で一括り。
インタビューで藤原市長もはめられて「1300年祭のイベント費用は」と訊ねられて「100億」と応えてましたけど、それ、県が中心でしょ。
で、どこからか「JRの再開発に300億円」という数字が出てくるけど奈良市の事業は大部分終って、あとは駅前広場整備と南地区区画整理ぐらいのはず。連続立体化事業は県の方の事業(総工費450億円)だし、複合施設(保健所+etc.)は別に取り上げてるし。
そして、三条通りの「最大19mへの拡幅」ええーーっとくる。そりゃ単純に拡幅といえば、車びゅんびゅんのイメージで、細かな議論は吹っ飛ぶよねえ。
まあ首都圏では、公共事業といえば「小泉改革で整理すべし」の感覚が強そうだから、視聴者受け狙いは明らかですけどね。奈良市単独事業と交付金や補助金の付いてくる事業とを同列に並べて問題にしているのもおかしい。市長が「小泉改革で80億円も交付金
カットされたんだから」と反撃してましたけど。
「決め」に、79才団地一人暮らしのおばあちゃん登場、100円負担になったら「バス乗り換えで通院往復400円」「400円は私の食費一日」
そして足が悪いけど「週に2、3回の通院」なんだそうです。(以下、略)
18日、もちいどのセンター街のOKビル2階(食品スーパー「オーケスト」2階)に新しいお店が開店しました。さかなやさんの海鮮居酒屋「山口水産」です。
1階の食品スーパー「オーケスト」の中で、海産物を扱っておられる、山口水産さんが、海鮮居酒屋としてオープンされました。
開店してようやくおいしい魚料理とお酒をいただきに行くことができました。刺身盛り合わせが3から4人前、1500円から。他の煮物、焼き物も安い。とてもリーズナブルで店内には大漁旗がかかげられていて、海のそばのような感じです。
またまた新しいお店の開店おめでとうございます。
先日シンポジウム「共に考えよう、歴史的地域の沿道景観」を
聞いてきました。(9月19日のページを参照ください)
事前のアンケートに踏まえ、奈良市内、橿原市内、法隆寺区域の3ヶ所を
景観調査隊が実地調査された報告がありました。
また県、奈良市、橿原市の行政の景観の責任者の方から具体的な
報告がありました。
ここでは、奈良市に絞ってすこし報告します。
奈良市内の「奈良らしくない沿道景観」
1位 JR奈良駅前
2位 24号線柏木町付近
3位 近鉄奈良駅前、
4位 369号線朱雀門付近
写真であらためて見るとたしかに奈良らしくありません。
景観法という法律があること、奈良市では景観課があり、屋外広告物の許可基準があること。
が、景観法以前につくられたり、警告しても改善されないケースも多々あるようです。
(写真は、JR奈良駅を降りたお客様が見られる風景。看板が実に多い。そして原色。2008年9月24日撮影)
7人の方から、建物、看板類の改善による具体的な提案がありました。
朱雀門前、JR奈良駅前、柏木町などが奈良市の関係です。
また京都市の新景観政策とその具体例も紹介されました。
奈良より進んでいるということがわかりました。
まとめは、
歴史的地域の沿道・駅前景観の現状
原色や雑多な形のデザインが氾濫
歴史的文化自然遺産が見えない、感じられない
奈良らしさ、地域の個性がない沿道・駅前景観が蔓延
景観法の精神、世界遺産の周辺環境の保全に違反
観光客のイメージの低下と
観光都市奈良の経済的価値の損失
なによりも住んでいる人に精神的な影響を与えている
歴史的地域沿道景観 6つの解決方針
1、緊急取組
広告物・建築物のデザイン、色、サイズ、高さ、素材の規制拡大と規制地域の拡張及び違反を管理する仕組み
2、奈良らしさと地域の個性を考えた
「大和幹線沿道・駅前景観計画」の作成と早期の実施
3、上記に基づいた「沿道景観・駅前景観のガイドライン」の策定
4、快適な眺望景観の車道と沿線緑化計画の推進・施行
5、景観広報への取組みと景観教育による市民、企業のパブリックマインドの醸成
6、沿道景観デザイン審査制度、沿道環境負担金、広域沿道景観管理の仕組みづくり。
最後に、景観を守っていくのは、行政、企業、住民の誰に責任というのではなく3者の共同のとりくみが必要だ、ということ。
景観は壊してしまうのは建物と看板が多い。景観を壊すのは実に簡単だが、
奈良はそういうところであってはならない、ということでした。
21日の奈良市内の雷雨で、興福寺の境内の松の木に雷が落ちたと毎日新聞奈良版(23日)は伝えています。3時半頃、本坊のすぐ近くとのことです。
50メートルほどの高さの五重塔もほど近く、五重塔に落ちても不思議ではないとのことです。五重塔にも避雷針がついていると思うのですが、ずいぶん以前にたしか落ちたと聞いたことがあります。
数年前、春日奥山の杉に落ちた時は杉が燃え出し、水の便も悪くたいへんだったと、消火にあたった地元消防団の友人に聞きました。
また京都の醍醐寺の一角で昨今落雷が原因で火事になり、全焼したとのことです。
「地震、雷、火事、親父」ということばがありますが、親父以外はいまでもこわいものが健在です。どれもこれも、気をつけたいものです。
1枚のチラシをもらいました。なつかしい奈良の風景がのった写真集が予約受付中とのことです。樹林社という出版社から出るそうです。
「遷都1300年記念 『奈良市今昔写真集』 10月下旬発刊予定 奈良市内の書店で予約受付中!
古都・奈良市の懐かしい暮らしの今昔を、新旧写真で徹底対比します。古写真は昭和3~40年代を中心に200枚以上掲載。(上の写真は、三条通り友楽会館前・昭和36年頃)
◆監修:安彦 勘吾(あびこ ひであき 帝塚山短大名誉教授)
◆企画・制作 いき出版 (電話:0258-89-6555)
◆収録図版:350点 B4判 大型上製本 160ページ
◆定価:各9,990円(税込み)!!」
もちいどのセンター街も出るようです。そしていろいろと、どんな写真がでるのか楽しみです。
PS。21日から秋の交通安全運動がはじまりました。おたがい気をつけましょう。
知人が、奈良市高畑町の奈良教育大学で発掘が行なわれていると伝えてきてくれました。いわく、
「教育大学の附属小学校のクラスの建て替え工事のための元連隊跡地発掘調査がされています。(教育大構内の北東端を発掘しています。)
pdfで読むことが出来ます。「153.pdf」をダウンロード 」
18日付でサライの最新号がでました。毎年好評の奈良特集です。早速購入しました。存じ上げている方が出てこられたり、知っている店が出てきたりしますが、反面、新しく登場される方や新しいお店もたくさん出てきます。奈良も歩いて楽しむのが良い町だと、あらためて教えてくれる本だと思います。
19日NHKテレビの関西地区では、「ドラマ万葉ラブストーリー夏古都奈良が舞台の三話オムニバス」という万葉集の歌を現代に翻案された、ドラマがありました。夏ごろから燈花会などでロケがあったと聞いていましたが、ちょうど見ることが出来ました。これも知っているご夫妻が恋人のデートという感じで登場されたり、よく知っている奈良の町が出てきたりなかなかおもしろいドラマでした。今回は事前に紹介できなかったのですが、NHKの全国放送で再度放映されるそうです。
番組の様子を伝える、NHK奈良のブログがありました。http://www.nhk.or.jp/nara-blog/080/12313.html#more
ご案内が届きましたので、以下ご紹介します。
シンポジウム 「共に考えよう 歴史的地域の沿道景観」
概要
奈良の文化遺産は 寺院や都跡などの歴史的遺産が多い。しかし伽藍などの点としての景観は良好であるが、文化遺産に向かう幹線道路沿道景観や駅前景観は古都の表玄関とはとても言いがたいのが現状である。ロードサイドには全国どこにでも見られる商店群が乱立し、色や形やデザインが氾濫している。これらは世界遺産の景観や環境の保全を謳う景観法の精神に反するばかりでなく歴史的観光都市の経済的価値の損失でもある。そこで、全国の歴史的都市の代表例として奈良県の歴史的地域を有する町、奈良市、斑鳩町、橿原市の幹線道路や駅前の沿道景観を対象とした「県民による沿道景観診断調査」を行った。同時にまちづくりやデザインの専門家による沿道景観調査隊を結成、沿道景観の悪化の原因を探るとともに、奈良らしい沿道景観モデルデザインを制作した。
今回、これら「県民による沿道景観診断調査」と「沿道景観調査隊」の結果を発表し、市民、行政と共に課題の解決策を考えるシンポジュウムを開催する。シンポジュウムの成果は奈良県景観条例や県下の自治体の条例刷新のみならず、鎌倉、金沢、京都などの歴史的文化遺産を持つ都市の周辺景観形成への手がかりとしたい。
主催:奈良デザイン協会、奈良まちづくりセンター、
政策研究ネットワークなら・未来
日時:平成20年9月23日(火・祝)午後1時30分から午後4時30会場:奈良県立図書情報館1Fホール
〒630-8135 奈良市大安寺西1丁目1000番地 (近鉄新大宮駅前などからバス有り)
Tel:0742-34-2111 アクセス参照=http://www.library.pref.nara.jp/guide/access.html
入場無料:参加人数80名まで(参加申し込み横井まで、先着順)
内容:全体進行 奈良デザイン協会 細田茂氏
1、「県民による沿道景観診断調査」、「沿道道路景観調査隊」調査報告
2、歴史的周辺地域における奈良らしい沿道景観デザイン発表
(中筋・松本、辻、横井、細田、室賀、北井各氏)
3、緊急議題「けばけばしい看板・建物を一掃!奈良らしい沿道景観を創ろう!」
パネラー
奈良県風致景観課主幹 西山恵三氏
奈良市景観課課長 西田 稔氏
橿原市都市計画課景観室室長 森本宰斉氏
奈良まちづくりセンター理事長 室 雅博氏
なら・未来事務局長・植栽デザイナー 室賀泰二氏
コーディネーター 奈良デザイン協会 横井紘一氏
*連絡先:奈良デザイン協会理事 横井紘一 090-6137-1771
*この調査及び催しは大成歴史的環境基金の研究受託によるものです。
もちいどのセンター街で30年、有名な焼肉の店「牛太郎」が17日、場所を以前のぞうやビルから北へ2軒うつして新装オープンしました。
新しい場所は、食品スーパー「オーケスト」のビルの2階の奥の右手です。
座敷席は、18人ほど、こんどは足を伸ばせる掘りごたつ式なのがなかなか良いと思います。テーブル席が4人、カウンター席が4人といったところでしょうか。 内装も落ち着いていてなかなか良い雰囲気です。
焼肉「牛太郎」奈良市もちいどの町OKビル2階。電話0742-26-4728です。当分休みなしとか。 ぐるナビは以下の通りです。 http://r.gnavi.co.jp/c815200/
14日 猿沢池のうねめまつりがありました。毎年、十五夜の日、旧暦の8月15日に行なわれますから、毎年日が変わります。御渡り行列は夕方5時にJR奈良駅を出発,三条通りを東へ、途中東向き商店街ー近鉄奈良駅ー小西商店街ー椿井小学校前ーもちいどのセンター街を通って、三条通から猿沢池へ。ことしは連休中の日曜日でもあり、たいへんな人出でした。月もきれいな満月でした。池のすぐ近くの、うねめ神社で神事が行なわれた後、2艘の船がゆっくりと猿沢池を30分くらいかけてゆっくりと2周しました。そのあと、2メートルあまりの花扇をうねめにみたてて猿沢池の真ん中に投げ入れて、フィナーレとなりました。夜の風景は携帯で撮影のため、雰囲気だけお伝えします。
できてもうかなりの年月がたつという、長崎ハウステンボスをはじめて訪ねました。入国口から船に乗って「ホテル・ヨーロッパ」へ。たしか、ホテルのオープン前、伊丹十三監督の映画「マル暴の女」の撮影をされたホテルであるとか。夜は8時45分から、花火が打ち上げられました。
翌日はハウステンボス内を歩き回りました。高い塔からは300度くらい景色を広々と眺めることが出来ました。地面に花で描かれたゴッホの「ひまわり」の絵も見えました。
ポーセリン・ミュージアムを見学しました。ポーセリンとは磁器ということでしょうか。かつて長崎から海を渡った色鍋島などの磁器の大きな花瓶から置物、いろいろな装飾品が並べられてありました。ドイツのベルリンの宮殿に実在する、磁器の部屋を再現された部屋は、まるでベルリンに行ったかのようなすばらしい磁器を飾り立てた部屋でした。(ミュージアム内は写真撮影可というのも良いと思いました)
いろんな国の料理のレストランもありました。が、ちょうど夏が終わり、秋の催しの間の端境期であり、平日ゆえ、人も少なくすこししんみりする雰囲気でした。滞在型ですごす施設かなと思いましたが、実際あまり長く過ごす体力、持久力、楽しむ力、時間的余裕は、なかなか持ち合わせることができませんでした。リピーターの数はどうなのでしょうか。
おそい昼食後、飛行機の時刻の関係でハウステンボスからは高速船で長崎空港に向かいました。ことしは、国内のあちこちを訪問する年になりました。
長崎さるく博覧会という、博覧会があったということを聞いたことがあります。「さるく」とは何だろうと思っているうちに閉幕、そのときには行くことができませんでした。
今回、長崎へ行く機会があり、「さるく」とはまちをぶらぶら歩くことの長崎弁、と知りました。長崎市は、高校の修学旅行、友人の結婚式以来、実に30数年ぶりの訪問でした。会議の前、中華街から市電に乗りました。どこまで乗っても100円という格安でわかりやすく、ゆったりと、しかし案外速く市内を走り回っています。
「さるく」の無料の案内図などまちかどでもらい、うろうろと「さるく」しました。商店街も、アーケードのない商店街は懐かしい雰囲気のお店がたくさんあり、石畳を敷いてあり、やがてかつて訪ねた記憶のある眼鏡橋にたどりつきました。以前、水害があり補修された様子です。そして、アーケードのある商店街は人通りも多く、活気あふれる商店街でした。「県庁舎移転反対」とかの表示もあり、県庁の移転が問題になっていることを知りました。
長崎さるくのhpです。http://www.saruku.info/
会議のあと、皆でまちをさるくして、地元の方の心づくしの設営で、丸山町の史跡料亭「花月」で食事を楽しみました。坂本龍馬の「刀のはしら傷」のある床柱があり、800坪というすばらしいお庭を望む広い和室でした。以前見た、吉永小百合さんの映画「長崎ぶらぶら節」の舞台の360年余りの歴史をもつ史跡料亭でした。
9月13日ー14日は、奈良少年刑務所の矯正展です。今年は、奈良少年刑務所が設立されて100周年ということで、はじめていってきました。朝方、急な雨でどうなるのかと思いましたが、ほどなく晴れ上がり、10時にはテープカットが行なわれ、たくさんの人が入場されました。
なかでは、各地の刑務所でつくられた、木製品、革製品、しょうゆ味噌などの食品、雑貨などが格安に販売されていました。また、地元の自治会や法務関係の団体やボランティアの団体などもいろいろな模擬店を出されていてにぎわっていました。11時からは、設計された山下さんのお孫さんになる、ジャズピアニストの山下洋輔らの演奏が体育館一杯の人を集めて行なわれました。その間、なら1300年祭の民間選出のキャラクターの「まんとくん」のコーナーも、新しいぬいぐるみが登場したり、好評のお面づくり、そしてまんとくんの歌、まんとくんの音頭のCDの販売や、まんとくんの陶器の食器販売などを行いました。現在、カンパや販売により、まんとくんの着ぐるみを製作する運動がくりひろげられています。まだまだ、民間でお金がなく道のりは遠いようですが、ひとりひとりの皆さんの協力は下からの盛り上がりという意味でも貴重なことのように思えます。
写真は日頃入場できない門の中から見る、本館の建物です。
奈良国立博物館の「西国三十三ヶ所、観音霊場の祈りと美」の特別展覧会も28日までです。早くから案内もらっていたのですが、ついつい日が早くすぎていきます。
時間を見つけてたずねてきました。奈良では西国33ヶ所めぐりをした友人の話を聞くこともあったのですが、行ったこともありませんので実際のイメージはあまりよくはわかりませんでした。
観音様は33の姿に変わって姿をあらわされるということです。また観音経は日頃となえる機会は多いのですが、飛鳥時代に日本に伝わり、天台宗や日蓮宗でよく唱えられるとのこと。
西国33ヶ所まいりも、1番札所那智の滝で有名な和歌山県の青岸渡寺から奈良の長谷寺、岡寺、9番札所の興福寺南円堂、大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、最後は岐阜県にいたるということも展覧会でよくわかりました。
そしていろいろなお寺から出品されている観音様は、それぞれにすばらしい仏様でした。展覧会のhpは次の通りです。http://www.narahaku.go.jp/exhib/2008toku/saigoku/saigoku-1.htm
9月もしばらく日がたちました。夏からやっている奈良市写真美術館の「入江泰吉 大和の道」展も28日までということで、見てきました。
同時に、奈良の鉄道展ということで、明治時代から大正、昭和の時代の鉄道ということに焦点を当てた展覧会もおこなわれていました。なつかしい蒸気機関車や、昭和30年代に小学校の社会見学ででかけた国鉄奈良駅。もっと以前の国鉄奈良駅や近鉄奈良駅。現在の地下の近鉄奈良駅になる前の時代の様子。旧近鉄油阪駅、今からでは想像できない小さな駅の西大寺駅、開かれたばかりの学園前駅、高の原駅・・・。そして奈良から京都に走っていた電車など、昔の電車など。
蒸気機関車の東京行き「大和」号、D51がひっぱる長い貨物列車の写真や、今当たり前のように走っている、関西本線の電化は昭和48年10月1日であったこと、など興味深いことを知る展覧会でした。その写真らは入江泰吉さんや東大寺長老の筒井寛秀さんなどアマチュアのカメラマンが写しています。
いま、もちいどのセンター街では見えるところで5ヶ所で店舗工事がすすんでいます。南から、もと山田薬局さんのあとには10月オープンを目指してジャスコ奈良南店にあった、コロッケで有名な岡西精肉店さんが新築中、また和雑貨の店であった2代目のえり甚さんが何かのお店に工事中。食品スーパーの「オーケスト」の2階には、ぞうやビルから移転する焼肉「牛太郎」そして新しく山口水産の海鮮のお店が新装中で9月中旬オープンとか。もちいどの北入り口のサークルKの2階にはあたらしいエステもあるというビューティ・サロンが新装工事で10月1日オープンとのことです。
それぞれのお店の開店が楽しみです。
一方、40年以上前にできた奈良でも最初のころのテナントビルであった、ぞうやビルはのこる4店舗に移転してもらい空きビルになりました。そして長らく営業されていた居酒屋「源蔵」が閉店されました。いずれも今後どうなるのか注目されます。
毎年行なわれている「奈良矯正展」が9月13日(10時から4時)、14日(10時から3時)両日に奈良市般若寺町の奈良少年刑務所で行なわれるそうです。しかもことしは、奈良少年刑務所ができて100年になるそうです。
明治41年につくられ、設計が山下啓次郎さんということでしたが、ジャズで有名な山下洋輔さんのおじいさんということです。
産経新聞には以下のように紹介されています。「山下さんの無料のコンサートが13日午前11時から約1時間にわたって開催される。山下さんが出演を快諾してくれたことについて、同刑務所は「100周年にふさわしい、ゆかりの方を招くことができてうれしい」としている。 入場無料で、事前の申し込みも不要。問い合わせは同刑務所((電)0742・22・4961)へ。」
友人から武田邦彦氏著の、「偽善エコロジー」ー「環境生活」が地球を破壊する、幻冬舎新書、740円+税、を紹介いただいたので読みました。
環境ということでジョーシキのように言われていることの多くが、クエスチョン?だと著者は科学者らしく書かれています。
レジ袋を使わない→判定ただのエゴ、石油を大事に使おうと思ったら、エコバックではなくぜひレジ袋を使ってください、といわれます。
また本屋を眺めると、CO2は地球温暖化の犯人ではないのは科学者のほとんどはわかっている、とかいった趣旨の本が多く出ています。
(以下本の紹介を引用します。)
[要旨]
いわゆる「地球に優しい生活」は、じつは消費者にとって無駄でしかない。「レジ袋をやめエコバッグにすると、かえって石油の消費が増える」「冷房を28℃に設定しても温暖化は止められない」「多額の税金と手間をかけて分別したゴミ、そのほとんどが焼却される」「リサイクル料を業者に払った廃家電は、違法に中古で流れている」…かようにエコ生活は、環境を悪化させ、企業を太らせ、国や自治体の利権の温床となっている。「何が本当のエコか」がわかる環境問題の新しい教科書。
[目次]
第1章 エコな暮らしは本当にエコか?(検証1 レジ袋を使わない→判定 ただのエゴ;検証2 割り箸を使わずマイ箸を持つ→判定 ただのエゴ ほか);第2章 こんな環境は危険?安全?(検証1 ダイオキシンは有害だ→判定 危なくない;検証2 狂牛病は恐ろしい→判定 危なくない ほか);第3章 このリサイクルは地球に優しい?(検証1 古紙のリサイクル→判定 よくない;検証2 牛乳パックのリサイクル→判定 意味なし ほか);第4章 本当に「環境にいい生活」とは何か(もの作りの心を失った日本人;幸之助精神を失う ほか)
■著者紹介
武田 邦彦 (タケダ クニヒコ)
1943年東京都生まれ。東京大学教養学部卒業。工学博士。専攻は資源材料工学。名古屋大学大学院教授を経て、中部大学総合工学研究所教授(副所長)。多摩美術大学非常勤講師を兼任。日本工学アカデミー理事。内閣府原子力安全委員会専門委員。文部科学省科学技術審議会専門委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
■おすすめコメント
「エコバッグ推進はかえって石油のムダ使い」「割り箸は使ったほうが森に優しい」「家電リサイクルに潜む国家ぐるみの偽装とは」……身近なエコの過ちと、「環境」を印籠にした金儲けのカラクリを明らかに。
大型スーパーのスクラップがつづいています。先月、奈良市中心市街地に接する、京終(きょうばて)のジャスコ奈良南店が、18年続いたそうですが閉店しました。ジャスコは全国で100店舗以上閉店すると新聞で報じられていましたが、そのひとつなのでしょう。
また西大寺駅の南口の商店街の大部分が、駅前再開発で9月には閉店するということです。この商店街は、奈良市中心市街地の商店街から出店された方も多く残念なことです。
奈良市中心市街地の老舗の文房具店も2つ、春先から閉店されました。1軒は通販ができ翌日来るようになったから商売がしにくくなった、ということが理由だそうです。通販はカタログなどで注文したら在庫あればくるといわれています。が実際品物を見てすぐに買うという便利さの方が有難いと思います。わたしなどは、実際に選んで買える店がなくなるとだんだん不便になっていくような気がしてなりません。身近な店を大事にしないといけないな、と思うことです。
参考までに、関東の知人からの大型店に関するメール紹介します。
「私の近所のイオンSCについての、定年ご隠居さんの分析が
出ているのでちょっとURL を張っておきます。
http://yamazakijirou.cocolog-nifty.com/blog/2008/04/20418sc_ce19.html
イオンは160社のグループ企業の集合体であり、別別の会社が株式の持ちあい
でグループを形成していることがわかった。
ただし、50%以上の株式の取得は少なく、完全に経営権を握っていない。
そのため、中央の統制は弱く、それぞれが自分の会社の意図で勝手に動いている。」と言っています。
以前の好評だったマップの新バージョンです。
(財)ならまち振興財団の発行です。hpは以下の通りです。マップの裏表もでてきます。http://www1.kcn.ne.jp/~narazai/
9月になりました。8月の終わりが土日でしたので、余計にあらためて新しい月に入った気持ちになります。ふつうなら夏が終わり秋がやってくる9月です。ことしは暑さ寒さも彼岸までということになるでしょうか。
学校で言えば2学期。もっとも、ゆとり教育がゆるみ教育になった、とかという反省で授業時間の確保のため夏休みも早く終了しているという新聞報道もあります。
さて奈良の9月もいろいろと行事が多いようです。14日は中秋の名月です。猿沢池ではうねめ祭が行なわれます。
PS。9月1日夜9時30分。福田総理、辞任表明。昨年の安倍前総理と同じく9月。
今年の読売24時間テレビのテーマは、誓い~一番大切な約束~でした。ことしももちいどのセンター街にお手伝いいただいた奈良女子大学現代GPの企画は”誓いの花を咲かせましよう”ということで、通りがかりの皆さんにひとりずつ、誓いの言葉を花びらを模した紙に2日間にわたり書いてもらっていました。
夕方みごとな花になっているところを、スタッフの奈良女子大学の学生の皆さんとともに記念撮影を1枚。その花びらの数は1000枚近いそうです。多くの人の誓いがちりばめられています。
わたしも朝から1枚すすめられて書いたのですが、希望というのではなく、「誓い」というのはなかなか重い感じがしました。奈良女子大学のみなさん、お疲れさまでした。
OK広場に設けられた特設 ステージでは、つぎつぎと歌や踊りなど催しがくりひろげられました。ことしは商店街で作った、せんとくん、まんとくんのきりぬきも大活躍していました。司会の漫才コンビ「特殊免許」のおふたりをはじめスタッフの皆さん、まんとくんのお面をつけて熱演でした。
またステージ後ろでは平常どおり営業中の食品スーパー「オーケスト」さん、2日間ご協力ありがとうございました。
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
最近のコメント