古都点描
2週間あまり良い天気続きでした(こどもの日はすこし曇りがちでした)が、10日は久しぶりの雨です。木々にもなによりの雨かもしれません。
折からの中国の胡国家主席は大阪に前夜は泊まり、10日奈良へは日帰り訪問の様子です。VIPの予定は事前にはあまり公開されません。朝から法隆寺、唐招提寺、平城宮跡を訪問、知事主催の昼食会もひらかれたそうです。町ゆく人によれば、県内あちこち警察官が多く厳戒態勢ということでした。
実際用事で車で出かけると、昼過ぎから奈良ホテル周辺など近寄れなくなっていましたし、ヘリコプターの大きな音が雨空に響いていました。4時ころには、長野、名古屋、高知、宇都宮など全国あちこちのナンバーの動員された警察車両が無事警備終了で帰途についたようです。チベット問題、北京五輪、食料や環境汚染の問題など、懸案多しの中国の高官の来日ですから、歓迎ムードは警備に囲まれた中だけだったのかもしれません。
案の定、チベットフリーと叫ぶグループがあったり、いまや時の人の、橋本純信住職の十輪院ではチベットで亡くなった人々の法要をおこなわれたと夕刊は報じています。
11,12日は興福寺南大門あとで薪能がおこなわれるとのことです。(雨天のときは奈良県文化会館国際ホール)。
今週は恒例の藤を見る会もおこなわれるのですが、ことしはやや開花が早かったようです。
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