新日本紀行ふたたび・古都 しかとともに
かつてNHKの新日本紀行という番組がありましたが、その昭和50年ころの鹿のビデオなどを使いながら、NHKが新しくつくられた鹿番組が先週の土曜日、そして27日の早朝、総合テレビで放映されました。
奈良の鹿は、野生であり、かつて神の使いとして鹿島神宮から奈良にきた歴史があり、いま1200頭くらいいますが、毎年交通事故やこころないナイロン袋などのごみを食べて死んでいること。交通事故で足をなくしたり、けがや病気がたえないこと。いま、鹿の愛護会職員7名で巡回したり保護に行ったり啓発活動などもしているが、予算も少なくたいへんだ、といったことでした。鹿は鹿苑に住んでいたり、美しい奈良公園から春日山を中心に活動していますが、えさを求めて、奈良の町を歩いていることもあります。そんな中、ならまちのT君らが、竹を刈り、竹筒で鹿のための募金箱をつくり、奈良の商店街などに依頼に行くという場面もでてきました。
1週間ほど前から、東京の友人や四日市、名古屋の友人から、ちらっと当方がその番組に出ていたというメールが送られてきました。年末でしたか、たまたま友人のめがね屋さんで打ち合わせしていたところに、T君とNHKのテレビクルーがやってきて、ほんのすこしの時間撮っておられましたが、まさか全国版とは知りませんでした。ほかにも商店街の古本屋さん、そしてもちいどのセンター街の夢キューブに、台湾茶の「おちゃちゃ」さんも登場されました。
奈良の良さと鹿の愛護を訴えた、新日本紀行というなかなか良い番組でした。フジ・関西テレビの「鹿男あをによし」とともに鹿が主役の番組が奈良のPRに役立ってくれるとありがたいなと思います。
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