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2007年11月 6日 (火)

正倉院展のエピソード

奈良国立博物館の教育室長の西山厚先生の講演を聴く機会がありました。

正倉院御物も戦時中あちこちに分散されて疎開していたそうです。そのうちの30数点を奈良国立博物館が預かっていて、それを関係者の努力で許可をもらい、昭和21年にはじめて公開したところ、何万人もの人々が列をなし、見に来たそうです。当時戦争の敗戦により、日本人のよりどころを失っていた人々には、たいへんな自信を与えたのではないだろうかということです。そして第1回とはポスターにもチケットにも書かれていません。その機会だけの公開で終わる予定であったようですが、その熱意に押され、その後も続いているということです。

ただ、昭和21年から欠かさず公開されて今年で59回目。数字が合いません。というのは東京で3回だけ行われたそうです。59回と数えるのは、奈良で行われた回数であり、先人が奈良で行われた展覧会だけ正倉院展と数えている見識があるからだということです。

そして、正倉院展の行われるこの時期に、多くの寺社が所蔵するいろいろな宝物を公開されたり、いろいろな催しをしたり、日本中世界中の人々に対して、奈良の町をあげておこなわれる素晴らしい催しだということ、そして奈良にしかないのだということを、あらためて奈良にいるわたしたちは心がけましょう。

以上のようなお話とともに、ことしの出陳の御物のお話をきくことができました。

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