近畿経済産業局のメルマガから
近畿経済産業局のメルマガに、奈良もちいどのセンター街が紹介されました。
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PEPだより(近畿経済産業局です。) 第35号(071024)
※PEPとは、口語Pepperの短縮形で“元気づける”の意
[発行:近畿中心市街地活性化カンファレンス]
事務局 近畿経済産業局流通・サービス産業課
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PEP兄(+o+)のペップンウォ~ク(35)
このコーナーは、事務局が出張等で集めた「元気・時宜を得た情
報」を会員の皆様へお知らせするものです。皆様も一度訪れてみま
せか?
またまた登場しましたPEP兄です。まだ、残暑の残る日々です
が、暦ではもうとっくに秋です。秋と言えば、“柿食えば 鐘が鳴る
なり 法隆寺”の奈良です。
そこで、今回は平城京の都、奈良市です(ウーン?法隆寺は奈良
市でなくて斑鳩町ですよね・・)。
私は、奈良市内にある仏像がとても好きで、以前はよく神社仏閣
巡りに行っていました。個人的には戒壇院の四天王像が好きで、そ
の中でも、広目天(インドの須弥山(しゅみせん)の4方向を守る天
部の四天王の一人で西方の守護神)がとてもいいです。塑像作りで、
眼光鋭い千里眼でなんでも見通しできそうな、堂々たるその姿に憧
れています(私もそうありたいです)。
その奈良市内で県下有数の伝統を誇る商店街であり、商店や品揃
えの豊富さと、オシャレな感性が売り物の「奈良もちいどのセンタ
ー街」があります。「もちいどの」は「餅飯殿」と書きます。その
いわれは、約1100年余り前に東大寺に理源大師という高僧がお
られ、奈良の箱屋勘兵衛とこの町の若者7名とともに「餅」と「飯」
を持って吉野大峰山に住み着いている大蛇・悪獣・毒虫(大蛇はわ
かるけど、悪獣、毒虫って当時どんなんがいたのでしょう?)を退
治しに行きました。無事退治して下山し、大師は餅飯を携えおとも
した勘兵衛達に「もちいの殿」の称号を与えました。以来この町は
「餅飯殿町」と呼ぶようになったと伝えられています(なかなか奈
良らしい逸話です)。
その「奈良もちいどのセンター街」で今年4月に商業インキュベ
ーター施設「もちいどの夢キューブ」(経済産業省の補助金が活用
されています)がグランドオープンしました。
「もちいどの夢キューブ」はガラス張りの箱形店舗が10軒で、
雑貨、衣服、CD・レコード、アクセサリー、足袋グッズ、奈良町
の作家作品、台湾茶、パンまで、個性的で雰囲気がすてきなお店が
一堂に集まっています。興味をそそる品物がたくさん並んでますの
で、奈良の観光の際には、こちらにも立ち寄って頂いて、覗いて見
てください。なにか、面白い発見があるかも。勿論、近くに餅屋、
飯屋もあります。
万葉集から一首
“秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花”
山上憶良 作
最後に
“秋実り 桃栗3年 柿8年 指折り40ウン本 我実りなし(哀)”
PEP兄 作
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