大峰登山4
写真を見て平坦なところだと思われるかもしれませんが、そうではありません。急なところは写真を撮る余裕もありませんから、写真がありません。すこし余裕が出て、ようやく平坦なところ、景色の良いところ、目印になるところで、ところどころ1枚のシャッターを押すというわけです。
足に疲労がたまり、呼吸もきれそうになったところでは、先達のリーダーにことわる余裕もなく、とうとう立ち止まってしまいます。
岩場にくさりがあり、ロッククライミングのようなところもありましたが、写真を撮る余裕がありません。
遠くにあれが、「西の覗き」だというはるか急峻なところを教えてもらいました。
歩き始めて3時間、12時過ぎ、ようやく昼ごはんをたべる頂上近くの休憩所にたどりつきました。おにぎり3個なのですが、お茶と休憩所で買った味噌汁で、なんとか、食べることが出来ました。
休憩所は、いろいろないでたちの人たちが行き交います。それぞれの講やグループで、おそらく近畿一円、いえもっと遠くからもきておられるのでしょう。
会話の中から、80才の元気な方がおられたり、わたしよりたっぷりと重そうな方もおられます。おじいさんとお孫さんがおられたり、むすこさんとお子さんという方もおられます。休憩所は宿泊も出来るそうで、おふだを発行されたり、おとずれた講の人たちの名前が天井から所狭しとぶらさげられていました。
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