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2007年8月21日 (火)

瓦の話

Save0214 ひさしぶりに奈良市異業種交流塾の例会に参加することが出来ました。タイトルは「瓦は生きている」であり、講師は、人間国宝の奈良の「瓦宇工業所」会長の小林章男さん、お年はことし86才とのことです。

かわらの歴史は、紀元前にはトルコ中近東、中国でつかわれ、日本には588年に百済から伝えられたということです。

瓦の吸水率、気孔率といった科学的なおはなし、東大寺大仏殿の昭和の大修理の葺き替え工事のおはなし、法隆寺金堂、五重塔の瓦の工事のおはなしなどもありました。なかでも、飛鳥時代につくられた瓦を何枚か1400年に亘って現在も使われている元興寺の瓦のおはなしは興味深いものでした。

また東大寺南大門は鎌倉時代の創建ですが、重源上人による、瓦の滑らない工夫は大したもので、中国の当時のやり方にも通じるものがあるということでした。

また、瓦は、淡路島、三河、静岡など全国に産地はありますが、風の強いところ、雪のあるところ、日照りの強いところ、それぞれ特徴のある瓦がつくられてきましたが、近年JIS規格により全国統一した瓦も作られているそうです。

瓦の窯のお話も伺いましたが、飛鳥奈良時代の穴窯、鎌倉室町時代の平窯、だるま窯、現在のブタンガス窯という変遷であり、現在も小林さんはほかの若い人たちとともに、水分をうまく取り入れる平窯の復元に取り組んでいるという精力的なお仕事振りでした。

その他瓦にまつわるいろいろなお話が、連続2時間20分休憩もなしにおひとりでおはなしになる、86才の元気さと研究熱心、お話熱心に感心したことでした。

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