「シルクロードを行く」
まちかどを歩いていると、橿原考古学研究所附属博物館のチラシがありました。
橿原考古学研究所が企画・参画した調査から、という特別陳列を8月25日から9月24日まで行なわれているそうです。
博物館は近鉄橿原線 畝傍御陵前駅すぐです。http://www.kashikoken.jp/museum/
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まちかどを歩いていると、橿原考古学研究所附属博物館のチラシがありました。
橿原考古学研究所が企画・参画した調査から、という特別陳列を8月25日から9月24日まで行なわれているそうです。
博物館は近鉄橿原線 畝傍御陵前駅すぐです。http://www.kashikoken.jp/museum/
つぎの奈良検定は来年1月に第2回目が行なわれるようです。
毎日新聞奈良版では5月ころから毎木曜日に10問のテストが出題されています。挑戦してみるのですが、なかなかむつかしい日もあり、この検定の範囲の広さ、内容の深さに感心しています。
奈良のことに造詣の深いtetsudaさんのブログ「日々ほぼ好日」に、分厚い「奈良検定」のテキストをうまくまとめておられます。ほんとうにご苦労なことです。
以下のブログのhttp://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/の8月27日のページに、各分野ごとに、アドレス載せておられます。とても参考になると思います。
大阪長居競技場を中心に、世界陸上が繰り広げられています。初日は朝の7時ころスタートのマラソンをときどきテレビで見ましたが、この暑さの中、全身から汗が流れ、ほんとうに過酷なレースに見受けられました。
競技場内のレースや競技も、それぞれにかなりレベルが高いそうです。テレビではオリンピックよりレベルが高いのでは?といっていました。
ハンマー投げの最後の投てき、男子10000mのラストスパート、女子100mの最後のゴールの競り合い、などをテレビで見ましたが、スポーツでもしかり、「最後まで」、ということが大切に思われました。
来年の北京オリンピックも8月8日から24日までとか。暑さとの闘いでもあるようです。
店の中で2かごにいれてある、スズムシが良く鳴いています。
ふだんは、有線放送のBGMなのですが、このところ、しょっちゅう、スズムシが鳴いていますので、有線放送はお休みにしています。
お客様もしばし、耳を傾けられ、暑いさなかですが、一足早く秋を味わっておられます。
そんな中、このつたない「鹿鳴人のつぶやき」も2年つづいたようです。毎日たくさんの方にアクセスいただいています。同じようなことを書くような気もするのですが、365日、四季の奈良のまちかどを中心に書きつづけたいと思っています。
8月最終の土日である、25日26日、バサラまつりがにぎやかに開催されました。以前も暑かったように思うのですが、ことしはさらに暑いバサラまつりでした。26日は午後のとても暑い時間、メインの三条通を各チームが決められた区間、それぞれの振り付けで踊りまくっていました。
その様子は、インターネット中継もされていました。
また、県庁前のステージでも踊りが披露され、夕方からは、地元奈良テレビの生中継があったり、表彰式などが行なわれました。
(写真はもちいどの姫華チーム、奈良公園にて)
もちいどの、ひがしむき、こにし、はしもとの4商店街は、このバサラまつりを応援しています。ことしもトロフィーのプレゼンテイターとして、おわたしする係りで参加してきました。
どのチームも練習を重ね、年々全体としてレベルが上がっていくようです。
(写真は、バサラ大賞に輝いた、県庁バサラ、チームです)
40.9度という暑さを記録した、岐阜県多治見市を仕事で訪ねました。会議のご挨拶でもやはりその暑さについて紹介され、多治見市の暑さが一躍、全国区の話題を提供していました。多治見市もやはり山に囲まれた盆地のゆえでしょうか、ともかくも暑い日が続いたようです。
奈良市もまた盆地ゆえ、「夏暑く、冬寒い」、という特徴をもっています。ただ地方気象台は、奈良市法蓮町のすこし高台にあるがゆえに、夏の暑さはややひかえめに数字に表れるのではないか、ともいわれています。
しかしながらどちみち、暑いというのは変わらない事実です。昼は暑く、夕方から夜にかけての行事、燈花会や、万灯篭、大文字焼など好評なのはそのゆえでしょう。
先日の甲子園高校野球の決勝戦の日など、東京電力では17年ぶりに大手工場の操業を停止要請したとの報道がありましたが、関西電力でも奈良支店では消費電力が大きく伸びたそうです。
そんな中、23,24日は月遅れの地蔵盆が、ならまちの元興寺ではおこなわれ、24日には境内で、ならまちを中心とした飲食店の皆さんによる、まんぷく夢まつりが行なわれ、あいにく見学に行くことは出来なかったのですが、たいへんな人出でにぎわったとのことです。数年前からの新しい行事が、徐々に定着していっているということだと思います。
ことしは前半低迷し、プロ野球もとりあげる気にもなりませんでしたが、このところ、勝ち続け勝率5割以上になってきて、すこしおもしろくなってきました。
中日、巨人についで、あとすこしで首位へ。
のこりのゲームを注目したいと思います。
「もう待てない。遷都1300年へ、バサラ全開!」
というバサラ祭りのポスターです。
次の週末25,26日が本番です。すこし暑さが心配です。
くわしくは以下のhpをどうぞ。
ひさしぶりに奈良市異業種交流塾の例会に参加することが出来ました。タイトルは「瓦は生きている」であり、講師は、人間国宝の奈良の「瓦宇工業所」会長の小林章男さん、お年はことし86才とのことです。
かわらの歴史は、紀元前にはトルコ中近東、中国でつかわれ、日本には588年に百済から伝えられたということです。
瓦の吸水率、気孔率といった科学的なおはなし、東大寺大仏殿の昭和の大修理の葺き替え工事のおはなし、法隆寺金堂、五重塔の瓦の工事のおはなしなどもありました。なかでも、飛鳥時代につくられた瓦を何枚か1400年に亘って現在も使われている元興寺の瓦のおはなしは興味深いものでした。
また東大寺南大門は鎌倉時代の創建ですが、重源上人による、瓦の滑らない工夫は大したもので、中国の当時のやり方にも通じるものがあるということでした。
また、瓦は、淡路島、三河、静岡など全国に産地はありますが、風の強いところ、雪のあるところ、日照りの強いところ、それぞれ特徴のある瓦がつくられてきましたが、近年JIS規格により全国統一した瓦も作られているそうです。
瓦の窯のお話も伺いましたが、飛鳥奈良時代の穴窯、鎌倉室町時代の平窯、だるま窯、現在のブタンガス窯という変遷であり、現在も小林さんはほかの若い人たちとともに、水分をうまく取り入れる平窯の復元に取り組んでいるという精力的なお仕事振りでした。
その他瓦にまつわるいろいろなお話が、連続2時間20分休憩もなしにおひとりでおはなしになる、86才の元気さと研究熱心、お話熱心に感心したことでした。
もちいどのセンター街の三条通からの入り口にはサークルKがあり、よく繁盛しています。
もちいどの南入り口には、このほど、コミュニティ・ストアというコンビニが開店しました。http://www.c-store.co.jp/
すこし前には、99というコンビニがあり盛業中であったのですが、全国的な縮小とかで、閉店していただけに、今回の開店はうれしいものです。
コンビニの一部に、すわって食べたり飲んだりできるスペースをつくられているのが、目新しく感じられます。
商店街の空き店舗がまたひとつなくなり、活気がでてくることは,とてもうれしいことです。
8月5日の恒例の通行量調査の速報で、もちいどのセンター街は前年比13.7%アップということです。
空き店舗がなくなること、そして通行量が増えること、そして活気が出ることを目標にしています。
このところ、昼間の奈良は35度くらいの暑さで、できれば外には出ないで、出ても日陰を求めて歩くことが多いようです。
空を見上げれば、青空が晴れわたり夏らしい雲が浮かんでいます。
夕方の近鉄奈良駅に降り立った大阪へ勤める友人が、夕方奈良にやってくる人の多さに驚いていました。
ことしからメインの三条通もこの間、夕方から車は通行止め、歩行者天国になっています。車を通行止めにするために駐車場を経営する人や搬入する人たちの調整にずいぶんエネルギーがいったそうですが、なにごとも、消費者やお客さんにプラスになるという視点から、取り組むことは大切だと思います。
多くの人々がゆかたすがたや、うちわ片手に、涼を求めて燈花会やライトアップをもとめて奈良公園に歩かれている夕方から夜かけての風景です。
燈花会も14日までで終了しました。15日の大文字焼の人出と重なって事故でもおこってはならない、という判断からのようです。せっかくなのに、なにかもったいないという商業者の声も聞こえます。
いずれにせよ、夜の暗い奈良公園、足元などに気をつけて安全で安心して散歩を楽しんでもらいたいものです。
ここ数年毎年夏に、母校のプールでかつての水泳部の仲間が集まり、泳いでいます。奈良は35度くらいの暑い日でした。きれいな水のプールは、暑さのせいで、水温は30度近くあったのではないでしょうか。このごろあまり炎天下で泳ぐこともありませんので、日焼けや熱中症に気をつけながら楽しく過ごしました。
それは25メートル泳ぐごとに、プールにつかったまま、いろいろと友人たちと、まるで温泉につかって語り合うという優雅なものでした。
かつてインターバルトレーニングで、ストップウオッチでタイムを測り、すこしの休憩で再び泳ぎだすという激しいものではなく、また昨年までのみんな交代でリレーで泳ぐというハードなものでもありませんでした。
プールのまわりの樹木も天空高く育ち、東の空にはいままであまり高円山を意識することもなかったのですが、余裕を持って景色を見ると東の空には高円山の15日の大文字焼の火床までも見えました。
奈良県庁は、奈良公園の入り口あたりにある6階建ての立派な建物です。出来上がって、40年余りになります。
ことし春、荒井正吾さん(もと運輸官僚、もと参議院議員)が知事になられ、いろいろなアイデアを出しておられます。
昼間は自由にあがることができ、展望の良い奈良県庁の屋上は隠れた観光スポットですが、ことしは、県庁の構内の芝生にも、燈花会が繰り広げられ、屋上も夜9時ころまで開放されました。
屋上は、良い風が吹きぬけ気持ちの良いものでした。東大寺大仏殿がライトアップされ闇の中に浮かんで見ることができたり、若草山にはあんどんで「青龍」が描かれているのを見ることができました。
この15日の高円山の大文字焼の日まで夜間開放されるということです。(ただし15日は整理券がいるとのことです)
9日の午前10時から、12時前まで、県の都市計画審議会が開かれましたので、傍聴してきました。メインの議題は、大和郡山下三橋町のイオン予定地の市街化編入と商業地域指定。4名の大学の先生は欠席。
残念な結果ですが、以下、友人がまとめてくれていますので、そのまま、報告とします。しかしながら、奈良県のまちづくりは、うまくいくのか?大いに心配です。
(以下は友人からのメールの抜粋です)
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県都市計画課の説明に対して、
委員の県議が、商店街への影響を質問すれば、
K町議長は「本当に奈良県に購買力が戻ってくるのか」と質問。奈良女子大学の教授は、全般的に疑問を提示して、交通渋滞については、専門家の委員の意見を聞くべきと指摘。
N県議は、都市計画としての用途指定の整合性の問題を
指摘したほか、座長の先生は、公共交通機関の活用については
どう考えているのかという質問もされました。
近畿運輸局長まで、交通機関への十分な対策の必要を指摘するなど、
都市計画課長はただただ防戦一方の気配でした。
最後の方、議論は、課長の説得力のあまり無い答弁に、与党議員の
間からもしらけた空気が流れ出し、結局、長老の自民党県議が、
賛成発言をしてその場をまとめ、多数決に持ち込まれました。
さて、県の「商業施設設置」の唯一の論拠は、県民消費額全国30位
に対する県内消費額全国45位という「購買力流出」の問題。
すでに撤退したそごうの頃からさんざん言われているのに何を今更という感じですし、 橿原アルルや高の原サンタウンと似たり寄ったりのSCが、
県外流出の歯止めになるわけがない。
終了後、ある県議は「あなたがたの思うようにできなくて残念だが」と
語り、ある県議は「もう少し、地元の郡山で反対の声が出ていれば、
明確に反対できたのだが」とおっしゃってました。
まあ、今後は、国道24号の渋滞がどのようになっていくのか、はたして
ほんとうに地元購買が増えるのかどうか、冷めた目で見守るとしましょう。
盛夏の候、昼間はせみがよく鳴いています。
先日、昨年からもらって飼っている、スズムシが鳴き始めました。店の一角に飼育容器をおいてあります。外人の方も尋ねられるので、英語でも表示したようです。同じ系統ばかりでは良くないというので、ちかくのしゃぶしゃぶのお店から鈴虫をもらいました。お盆開けには2軒のしりあいに一部の鈴虫をプレゼントする予定です。
そんな中、秋の奈良国立博物館でおこなわれる、正倉院展の日程がようやく発表されました。10月27日から11月12日ということです。いろいろなイベントや正倉文様の品物などの準備にいちだんとあちこちで拍車がかかります。
ことしの奈良・燈花会は8月5日から14日まで行なわれます。奈良公園、一部ならまち、そしてことしは荒井県知事の発案で、県庁の屋上も夜間公開され、県庁前や県文化会館前広場でも燈花会が繰り広げられるそうです。
14日15日は春日大社や東大寺大仏殿で万灯篭や万灯会がおこなわれ、15日は高円山の大文字焼です。
18日19日の土日は読売テレビの24時間テレビで、奈良もちいどのセンター街のマインズ広場でも、中継基地がつくられ、募金活動やアトラクションが繰り広げられます。
25日26日の土日は、バサラ祭りがくりひろげられます。毎年レベルが上がって、暑さの中、独創的な踊りのチームが、市内中心市街地の道筋で踊りを披露してくれます。
盆地の暑さの中の奈良市ですが、夜のライトアップなどとともに、いろいろな夏の行事がくりひろげられます。
しばらく休憩して、外に出てみると、外の景色が真っ白に光ります。しばらく暗い休憩所にいたので、虹彩のしぼりが開放状態で、なかなか絞りが効かないようです。眼が悪くなったのかと思いましたが、しばらくすると、無事ふつうに見えるようになりました。サングラスもこういうとき活用すべきだと思ったことです。
しばらく歩くとようやく、大峰山寺に到着しました。裏の行場にでかけた人たちを待ち、ここでも本堂で護摩供養をしていただきました。きょうは下界は34度まであがるということでしたが、大峰山寺のあたりは涼風が涼しく、本堂にあった温度計は18度から19度の涼しさです。が、登ってきたからだのほてりでそんなに涼しくも思わなかったのですが、本堂の中で仕事されている70才代に見受ける方は、22度から以上にはならず、冬のズボン下をはいているし、夜もこたつをいれているということでした。
せっかく登りましたので、大峰山寺本堂で2500円の金剛杖を買い求めました。
写真を見て平坦なところだと思われるかもしれませんが、そうではありません。急なところは写真を撮る余裕もありませんから、写真がありません。すこし余裕が出て、ようやく平坦なところ、景色の良いところ、目印になるところで、ところどころ1枚のシャッターを押すというわけです。
足に疲労がたまり、呼吸もきれそうになったところでは、先達のリーダーにことわる余裕もなく、とうとう立ち止まってしまいます。
岩場にくさりがあり、ロッククライミングのようなところもありましたが、写真を撮る余裕がありません。
遠くにあれが、「西の覗き」だというはるか急峻なところを教えてもらいました。
歩き始めて3時間、12時過ぎ、ようやく昼ごはんをたべる頂上近くの休憩所にたどりつきました。おにぎり3個なのですが、お茶と休憩所で買った味噌汁で、なんとか、食べることが出来ました。
休憩所は、いろいろないでたちの人たちが行き交います。それぞれの講やグループで、おそらく近畿一円、いえもっと遠くからもきておられるのでしょう。
会話の中から、80才の元気な方がおられたり、わたしよりたっぷりと重そうな方もおられます。おじいさんとお孫さんがおられたり、むすこさんとお子さんという方もおられます。休憩所は宿泊も出来るそうで、おふだを発行されたり、おとずれた講の人たちの名前が天井から所狭しとぶらさげられていました。
また、ずんずん登っていくと、かなりくたびれてきました。時計を見ないで、とにかく次の休憩が唯一の楽しみです。日頃、平地では歩くようにこころがけていますが、登りはエスカレーターやエレベーターについたよっている足の弱さがよくわかります。
大峰山では、すれ違う人とのあいさつは「よう、おまいり」です。くだりの方が「ようおまいり」と声をかけてくださるのはうれしいのですが、登りで「よう、おまいり」とあいさつを返すのもなかなか苦しいときがあります。
ときどき、視界がひらけたところで、写真を1枚撮るのがやっとというぐらいになってきます。
登山の入り口でもらったジュースにポカリスエットで、のどをうるおしますが、すべてが汗になって出てくるようで、2本のタオルも汗でぐっしょりです。
遠方はややガスっていて、太陽も日差しもやや弱く、暑さは感じないのですが、とてもくたびれてきます。
ところどころ急なところは、木のはしごや階段や橋で歩きやすくはなっているのですが、その歩幅に足がどうも上がりきっていないようで、足を持ち上げるのがなかなかたいへんになってきました。
目の前の何十段かの木の階段は、ビルなら何階建てなのでしょうか。目の前に迫ってくると、直登という気がしてきます。
8人のなかで最年少は、小学校5年生、日頃、つばいアキンズというミニバスケットのチームで練習している少年で身も軽くわれらをおいて、すいすいと登っていきます。
体力の低下、日頃の運動不足を、知らされます。
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