奈良県都市計画審議会
奈良県の都市計画審議会が8月9日に行なわれるということが、人づてに伝わってきました。
郡山のイオン予定地を、市街化調整地域から、商業地域へ変更することも議題にあがっているそうです。
現在、国は超大型郊外型ショッピングセンターは建てられない方向で進んでいるときいています。人口が減り、少子高齢化時代には、町の中心市街地を現在の空洞化方向でなく、再生させたい、コンパクトシティ構想をすすめているからです。郊外に大型店舗が出来ることで、交通問題、環境問題いろいろな弊害をもたらします。
郡山イオンは8万平方メートル、駐車場4500台というとてつもない巨大なショッピングセンターという計画です。それほどのものを必要であるのかどうか。
奈良県が、観光立県であり、奈良県のみならず多くの人々の共有の日本の歴史のおおきな財産と考えた場合、これ以上の巨大な商業施設をつくることはたいへんな弊害です。郊外のしかも国道24号線という奈良県の南北の幹線道路であり、いまでも渋滞、交通混雑箇所に、こういう郊外型超大型ショッピングセンターは大きな迷惑であると思います。
すでに、賢明なイオンの岡田社長さんは、こういう限られた日本国土で、今後巨大なショッピングセンターは必要ない、そういう方向に路線転換されたと聞いています。それならば、駆け込み的な、郡山イオンの計画は中止されるのが当然であろうと思います。
そのようなもと、開催されるという8月9日の県の都市計画審議会に、大きな注目をしたいと思います。
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