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奈良もちいどのセンター街の中の有志で、むかしから、大峰山上参りをかかさず毎年されています。以前は2日がかりでいっておられましたが、最近は早朝出発ー夕方帰着の日帰りでいっておられます。
前から、お誘いいただいていたのですがいつも予定が重なり、行くことが出来ないでいたのですが、ことしは幸い参加することになりました。
朝6時集合もちいどの弁財天社参拝ーマイクロバスで吉野郡天川村洞川到着、龍泉寺参拝(護摩祈祷)-バスで10時30分登山口(女人結界地点)ー登山、山上ケ岳頂上、大峰山寺参拝(護摩祈祷)-16時30分下山、バスで帰路ー19時弁財天社参拝、解散。
という行程です。
登り3時間あまり、下り2時間余り、休憩しながらもかなりきついコースです。幸い天候にも恵まれ、無事いってきました。
またブログで報告したいと思います。
奈良県の都市計画審議会が8月9日に行なわれるということが、人づてに伝わってきました。
郡山のイオン予定地を、市街化調整地域から、商業地域へ変更することも議題にあがっているそうです。
現在、国は超大型郊外型ショッピングセンターは建てられない方向で進んでいるときいています。人口が減り、少子高齢化時代には、町の中心市街地を現在の空洞化方向でなく、再生させたい、コンパクトシティ構想をすすめているからです。郊外に大型店舗が出来ることで、交通問題、環境問題いろいろな弊害をもたらします。
郡山イオンは8万平方メートル、駐車場4500台というとてつもない巨大なショッピングセンターという計画です。それほどのものを必要であるのかどうか。
奈良県が、観光立県であり、奈良県のみならず多くの人々の共有の日本の歴史のおおきな財産と考えた場合、これ以上の巨大な商業施設をつくることはたいへんな弊害です。郊外のしかも国道24号線という奈良県の南北の幹線道路であり、いまでも渋滞、交通混雑箇所に、こういう郊外型超大型ショッピングセンターは大きな迷惑であると思います。
すでに、賢明なイオンの岡田社長さんは、こういう限られた日本国土で、今後巨大なショッピングセンターは必要ない、そういう方向に路線転換されたと聞いています。それならば、駆け込み的な、郡山イオンの計画は中止されるのが当然であろうと思います。
そのようなもと、開催されるという8月9日の県の都市計画審議会に、大きな注目をしたいと思います。
以前訪れたことがある長野県小布施町へ長野市から長野電鉄にのってでかけました。小さな町ながら、早くからまちづくりを手がけられた素晴らしい町です。郊外のお寺へてくてく歩いて2キロ30分。りんごや栗などの果樹も栽培されたのどかな田園風景でした。
晴れていれば前回のようにレンタサイクルで回るのが一番なのですが、あいにくの小雨模様でした。岩松院では、葛飾北斎の大きな鳳凰の天井画があり、お寺の裏の池が、一茶が有名な句をよまれたところだということでした。
帰りは、タクシーで中心地にもどり、北斎館を見学。90才くらいまで、筆をふるわれたとのことですが、とても生き生きとした絵で、江戸の末期はそう以前のことではなく、ついこのあいだのことのように思われました。
皆でおいしいそばやさんを2軒はしごして、有名なセーラーさんの造り酒屋へ。おいしいお酒を一献。 すばらしいまちづくりの一端を感じたことでした。
小布施町の観光ガイドhpです。http://www.localinfo.nagano-idc.com/kanko/obuse/index.html
同年輩の友人によると、朝5時半から善光寺では朝の勤行がおこなわれるということで、5時にホテルを3人で出発、ゆるやかなのぼりの道を善光寺までおまいりしました。眠い目とぼんやりした頭を醒ます長野市の中央大通りでした。早朝町行くひとびとはおはようと声をかけてくださいました。長野市は、「門前都市」をかかげています。
ちょうど5時30分すこし前に着くと、本堂前で20人ほどが並ばれ、同じように並んで、腰をかがめていると、高僧の方が当方の頭を数珠でなでていかれたので、びっくりしました。同じように腰をかがめて並んでいる人には数珠で頭をなでていかれます。本堂内陣では読経がはじまりました。ひとり500円払って、内陣でおまいりしました。お経は天台宗、浄土宗のふたつを30分から40分唱えられるとのことでした。
本堂の床下の内陣めぐりにはいりました。まったく見えない暗闇の中、さいわい他の方を案内されるひとの声をたよりにして、壁をさわりながらすすみました。右の腰のあたりの壁にご本尊とつながる鍵があるということでしたが、うまい具合にさわることができました。はるか数十年前、中学の修学旅行でも内陣めぐりをしたのですが、あちこちで男女の同級生のうれしそうな声がしているのをふと思い出しました。
説明によると、善光寺は欽明天皇のとき1300年以上前、大陸からつたえられた秘仏がまつられてあり日本最古とのことでした。定かではないですが、とにかく古いお寺という事を感じました。
帰り道は、県庁はじめ官庁街がならぶ中央通の西側の方を大回りして駅前のホテルに戻りました。とにかく長野市は道が広く、15階建てくらいのホテルや7,8階建てのビルなども並ぶのですが、圧迫感がない、広々とした印象でした。
数年前には戸隠高原の帰り、レンターカーで、善光寺裏の駐車場から善光寺におまいりし、東山魁夷美術館を訪れてそのままJRの特急で帰ったのですが、長野市の悩みは、善光寺のみバスや車で訪れて中心市街地を歩かない観光が増えているとのことでした。
長野市は1998年に長野冬季オリンピックがあり、大きな都市整備と盛り上がりがあり、その後があったそうです。今回、国による基本計画の認定をうけた直後のまちを訪れることが出来てなによりでした。長野市も奈良市も38万人くらいの県庁所在地であり、ともに大きなお寺があり、観光客を呼ぶ町であることなど似たところもありますが、長野市は市長さんのビジョンがはっきりしていて、ずいぶん進んでいるようにも思いました。
台風4号が大雨をもたらし、台風一過と思ったら、16日午前10時13分、新潟・長野方面で大きな地震が起こったとテレビなどは伝えています。先週長野市や小布施町を訪ねたばかりです。被害にあわれた方面のかたにはお見舞い申し上げます。
検索すると、「晴れ時々地震」という地震のポータルサイトが見つかりました。
先週、中心市街地の先進地例として、奈良市や奈良商工会議所の皆さん、地元の皆さんと10数人で長野市の視察に出かけました。近鉄特急ー東海道新幹線ー名古屋から長野までの特急を乗り継いで、5時間で昼過ぎ到着。長野市役所のまちづくり推進課そしてまちづくり会社の皆さんに、パワーポイントや資料をつかっておはなしをうかがいました。
その後ご案内を受けながら、中心市街地を見学のため、100円で市内中心市街地をまわる「ぐるりん号」というバスで善光寺へ。落ち着いたみやげ物や仏具やそばやさんなどが並ぶ仲見世を通って、工事中の三門の横を大回りして本堂へいきました。江戸時代再建されてことしがちょうど300年ということです。
そして善光寺から中央大通りをJR長野駅方向へあちこちを見学しながら歩きました。長野の中央通りは戦災に会ったのではなく、大正時代に道路が拡幅されたということでした。また、両側のお店のたたずまいは、たとえば文具店では古いタイプラーターからいまは見かけなくなった東芝のワープロまで展示してあり、まちかど博物館が充実していました。また、途中のお店のそれぞれの正面(ファッサード)が、なにか統一された雰囲気をもっていました。それは、まちづくり協定があるのか、あるいは自主的なものかどうかはわかりません。
途中まちづくり会社がつくられたパテイオ大門も立ち寄りましたが、hpからうける印象以上に重厚で、総工費5億円とのことですが、りっぱなものでした。
そごう、とダイエーが退店したあとも見学、当時一番の人出の交差点であっただけに、そのふたつの退店はたいへんなことであったそうです。
そごうのあとは、地元放送局や地権者の皆さんの手で建て直されたとのこと。ダイエーのあとは長野市長さんの英断で長野市が取得し、1階をまちづくり会社による食料スーパー、2階以上は市役所関連施設としてつかわれ、ちょうど翌日の新聞には上層階のつかわれていない数階はNTTのコールセンターが入ることになったと伝えていました。
あちこち散策しながらようやく駅前のホテルに到着。数人で中心市街地のアルプス温泉という360円の入浴料の銭湯へいき、再開発ビルの飲食店で夕食会に参加、夜遅くまで長野市をたんのうし、いろいろと話をしたことでした。
友人ご夫婦とお話して、河島英五さんのお墓参りをすることになりました。
友人が住職をつとめる、奈良町の十輪院にお墓があります。
たくさんのお墓の立ち並ぶ中、奥のほうに、「心から心へ」、と彫られ、シルクロードのらくだの隊列が英五さんによって描かれた、お墓です。2002年建てられたとのこと。
ご住職のご家族の方にうかがうと、お花やおまいりする方がたえないそうです。
境内の池には、きれいな蓮が咲いていました。
十輪院のhpです。http://www.jurin-in.com/
8月5日から14日までのなら燈花会が、あと1ヶ月を切りました。すっかり奈良の夏の夜のおまつりとして、定着しましたが、それを支えるは多くのサポーターです。
サポータの募集の最終締め切りが近づいてきました。20日までとのことです。
HPは、次の通りです。http://www.toukae.jp/
先日、大阪で愛染さんのおまつりがあったとのこと。七夕ころには、弁財天まつり。8日は橋本町ではお薬師さん。
16日は白ごう寺ではえんまさまのおまつりがあるとのこと。
23-24日あたりはお地蔵さんの祭りがおこなわれます。
7月は、いろんな神様のお祭りが、おこなわれるようです。
出張先で、タクシーの中で知人と話に夢中になり、ポケットから携帯電話を座席に置いたまま、下車してしまったことに、気がつきました。それも2台も乗ったあとに・・・。
1台のタクシー会社名を覚えていたので、電話番号をホテルで教えてもらい、早速尋ねてみたところ、無線で走っている車に連絡してくれたのでしょう、「運転手が持っているということですので、自分の携帯に電話してみてください」とのこと、早速電話すると、運転手さんが忘れて座席にあったとのこと、待つこと10数分で無事携帯電話をわざわざ持ってきてくれたのでした。すこしのお礼と心からのお礼を言ったのでした。
考えてみると、携帯電話にはいろいろな情報をいれていたり、なかにはおサイフ携帯といってお金まで入れている場合があります。必需品でもありますから、出張先で紛失するということは、たいへんなことです。他人との連絡もできなくなりますし、停止などいろんな手続きもしなくてはならないところでした。
夏場は服装も軽装になり、携帯を入れるところも減りますから、十分気をつけるべきだと思ったことでした。早速、首からぶら下げる紐をつけたことです。
今回はタクシーの会社のみなさんの親切に助けられましたが、タクシーの会社名はしっかりと記憶しておくことも大事だと思った次第です。
奈良市写真美術館のもうひとつの企画は、永坂嘉光の「聖なる山々」です。高野山、吉野、大峰山の山々がテーマです。
ことしは世界遺産の「紀伊山地の霊場と参詣道」の登録3周年になるそうです。
6月30日は初日で、午後1時から高野山の声明も行なわれるという友人からの知らせで、早速行ってきました。
写真はすばらしい迫力でした。実際に行くこともむつかしく、そのような場面にであうことも不可能な世界でした。
写真家の永坂嘉光氏も来られていて、ごあいさつやギャラリートークもされていました。
9月30日まで開催中。
永坂嘉光氏の公式ブログは以下の通りです。http://naggie.exblog.jp/
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
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