「東京タワー」
ずいぶんまえから、本でベストセラーであり、テレビでもやっていたり、ということで、一度見たいものだとおもっていた、「東京タワー」ですが、先日、映画で見ることが出来ました。
団塊の世代よりすこし若い作者ですが、「オカンとボクと、時々オトン」という副題が眼についていました。幼少のころの北九州、筑豊の炭鉱町、大分の高校、長じて東京の武蔵野の大学のころ、それぞれに味わい深いものでした。
オカンがほぼ女手ひとつで大学を留年しても卒業させ、オカンはその卒業証書が財産だ、といったり、主人公は甲状腺ガンを患ったオカンを東京に呼び寄せ、7年間世話をして見送るなどオカンとぼくの交流が良く描かれています。そしてオカンの病室から見える東京タワーが、そのタイトルです。
東京タワーは、昭和33年333メートルの高さでつくられたとのこと。「3丁目の夕日」でもでてきた、東京タワーは、それぞれの人の心とその時代をうつしだしているように、思いました。
映画のHPです。http://www.tokyotower-movie.jp/
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