奈良奉行 川路聖謨
奈良公園の興福寺の五十二段のうえ、三条通に面したあたりに、奈良奉行 川路聖謨(かわじとしあきら)の石碑がありますが、長年の風化と漢文のため読みにくくなっています。
ことし創立55周年を迎える奈良ロータリークラブでは、以前からの石碑のすぐ横に、2月22日、川路聖謨「植桜楓之碑」(しょくおうふうのひ)の読み下した解説の碑を建立しました。ずいぶん読みやすく、きれいな解説の碑です。
「幕末のころ、奈良奉行の川路聖謨は桜やかえでの植樹を呼びかけ多くの住民が苗木を寄付した。その自然景観への愛着と配慮、先見性は奈良公園愛護の教訓として敬服のほかない。川路聖謨を讃えて以前からあった石碑は風化が激しく、今回の記念事業を機にこの解説碑設置することになった。併せて「桜」と「楓」の植樹を行なう。」とのことです。
朝日新聞のWEBにも,除幕式の様子が報じられています。http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000000702230001
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