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なら工藝館ではことしは「正倉院からのメッセージ」というテーマで11月12日まで、工芸フェスティバルがおこなわれているそうです。ならまちの「あぜまめ町」という漢字ではなかなか読めない町名です。HPは、http://www.eonet.ne.jp/~naramachi/
日本シリーズもおわり、北の大地の日本ハム・ファイターズが、東映フライヤーズ以来数十年ぶりに日本シリーズを制しました。今年の野球は、春のWBCに始まり、セリーグは中日の独走を関西のトラ、阪神が急追し、おもしろいシーズンでした。またパリーグは西武かソフトバンクかと思っていたら、日本ハムが終盤知らぬ間に一気に追い抜き、とても白熱化した1年だったように思います。
日本シリーズでも、日本ハムが地力を発揮し、中日をねじ伏せた印象があります。中日はシーズン前半の強さが、残念ながらシーズン終盤以降あまり見られなかった感じです。
そして新庄選手の奔放にも見える野球を楽しむという姿勢、そしてファンに楽しんでもらうという姿勢、最後のヒーローインタビューでも、ありきたりな明日も来て応援してください、ではなくしっかりと自らをアピールするというのが大事、どの選手もそうであって欲しい、というインタビューは彼の引退とともにとても新鮮でした。商売であり、町をアピールすることにも通じることであるように思いました。そして何より、多くの日本の若者を鼓舞するようにも思えました。阪神ー大リーグー日本ハムと育った彼の17年は、とても大きなインパクトを与えるものでした。
奈良県では、「日本文化の再生と新たな創生」を目指す平城遷都1300年(西暦2010年)に向けて、食べ物・味覚の面から奈良をアピールできる料理を創設しました、ということです。10月28日から11月5日まで(11月2日のぞく)、奈良マーチャントシードセンターでも、奈良のうまいもの市&特産市がひらかれます。
「奈良のうまいもの」のHPは、http://www.pref.nara.jp/norinbu/umaimono/です
恋都祭と書いて、ことさい、と読むそうです。奈良女子大学の学園祭です。11月2日から5日までの4日間だそうです。また正倉院展のころのイベントを案内されているページです。国の重要文化財の記念館もこの時期一般公開されているそうです。
先日地元「どっとFM」というラジオで聞いたのですが、近ごろ、奈良県大学連合というのもあるそうです。http://www.univnet-nara.com/
24日から、第58回正倉院展が奈良国立博物館ではじまりましたので、早速見てきました。ことしは、聖武天皇の1250年ご恩忌ときいていましたが、展示がなるほど聖武天皇のゆかりの品が多数ありました。そして、国家珍宝帳という、天皇御璽をたくさん押した和紙に、たんねんな字で書かれた軸には、聖武天皇の亡くなられたあと、奉納された、ゆかりの品などが書かれていました。
ポスターの鳥は、孔雀文刺繍幡でありきれいに刺繍されていました。部分的になくなっている部分もある布でしたが、みごとに鳥など主要部分は、残っていて幸いでした。1200年も1300年も前の品々が、無事残っていること、そしてそれらの品が、いま作り出そうとしても及ばないくらいのすばらしい品であること、などあらためて、正倉院の魅力を感じることでした。
博物館の外に出ると、きょうから「はじまりは正倉院展」のスタンプラリーの小冊子が、赤い商店街のはっぴをきた女の子たちによってPRされ配布されていました。またテントの下には、校倉な会によるオリジナル商品のブースがあります。近鉄奈良駅前の行基菩薩の噴水の横や、三条通りの観光センターは、スタンプラリーのゴールであり、抽選のガラガラがおかれ、赤いオリジナルの風呂敷はとても人気があるようです。きょうは初日とてもよい天気です。これから20日間、正倉院関連でいそがしいことです。
日本は戦後、ショッピングセンターを郊外に作り、道路を作り車社会の、いわばアメリカ型を指向してきたようだ、という話を勉強会で聞きました。町の中心に教会があり、古い街並みをのこし、町の中心に買い物に行く、楽しみに行くという、ヨーロッパ型を指向すべきであった、と有名なスーパーの経営者も語っているということです。
なるほど、アメリカもヨーロッパもすこし見ましたが、日本はこれからの高齢化社会、じっくりとしたヨーロッパ型を参考にすべきではないかと思えます。経済産業省はコンパクトシティ構想を推し進めようとしています。単に、コンパクトなまちだけでなく、そこに、マイスターのようなレベルの高い店づくりをしなくてはいけない、地域の顧客と観光の顧客の両方を顧客にした魅力ある店づくりをしなくてはいけない、という講師の先生のご意見にまったく同感した次第です。
11月3から5日の3日間、特別公開されるそうです。入場無料。お問い合わせは、0120-5807-3019、EMAILは、heijokyo@ech.co.jpということです。
10月15日の当方のブログを参考にしてください。
奈良市内の商業者現在8名でつくる「校倉な会」は2年目を迎え、ことしもまたそれぞれに知恵を絞って、正倉院御物写しの品物をつくりだしました。
当店も、焼付け窯をもっていますので、手描きの正倉院写しのオリジナルの品をつくってみました。
21日付読売新聞奈良版で大きく取り上げていただきました。また、インターネットでもくわしく取り上げていただいています。http://osaka.yomiuri.co.jp/shosoin/goods/index.htm
鑑真和上で知られる、奈良・西ノ京の唐招提寺は、いま金堂の大修理を2010年完成をめざしておこなわれており、この11月上棟式と伝え聞いています。このほど、公式HPがコンペによりTBSビジョン社の作品に決まったという新聞報道です。西浦長老さんのおはなしを春に聞きましたが、機械がとても好きだというお話でした。わかりやすいお話し振りとともに印象的でした。HPアドレスは、http://www.toshodaiji.jp とのことです。
興福寺では、11月13日まで国宝が特別公開されています。中金堂の復元や境内の整備もおこなわれています。
チラシは、ふだん見ることができない、北円堂の内部を横からのアングルで写されたものです。
興福寺のHPは以下の通りです。http://www.kohfukuji.com/
友人がメールで教えてきてくれましたので紹介します。「先日、奈良市役所へ行ったついでに、大和北道路についての縦覧なるものがあるというとで、都市計画課に立ちより、いろいろ教えてもらってきました。
☆縦覧は、地図がたっぷりとつまったファイルがいくつかあって、こりゃ、いっぺんに全容は見られそうにもないなと思いましたが、パンフレットをもらって、ルートの概略はわかりました。
http://www.pref.nara.jp/toshi/plan2/panf1.pdf
上記のPDFファイルの、3ページ目にルート図があります。
思ったよりも、南部地域での地上区間が長いように思いました。ちょうど郡山イオン予定地を南北から挟む形で、現24号上に大和郡山北ICの京都向きと橿原向きのランプが来ます。」
奈良国立博物館には、正倉院展ののぼりなどの準備がはじめられ、24日の正倉院展の開幕の近いことを感じます。 今年の正倉院展は、聖武天皇1250年ご遠忌を記念しておこなわれるそうです。10月24日から11月12日まで、奈良国立博物館で行なわれます。紹介のhpがありました。
このところ、講演会が続いています。演奏会でも、講演会でも、なんでもやはり人が入らないと、すこしさみしいものです。先日、奈良商工会議所小売部会の「奈良市の中心市街地の再生に向けて」といった講演会がありました。開会時間が近づきほぼ満員になり、すこしほっとしたものです。講師は青森市の商店街を中心として、中心市街地を再生させた、カリスマとして有名な加藤博さんです。昨年私どもの研究会などが、奈良市から青森市へ見学に行った時、商店街の活性化、まちづくりを熱く語ってくれた方です。雪対策などで郊外に拡散した町は不経済だ、コンパクトなまちにしよう、みどり豊かな町にしようと、佐々木市長をはじめ行政、そして商工会議所、商店街がスクラムをがっちり組んで、再生させ、国のいまのまちづくりのモデルにしたのが青森市といわれています。
いま国は、そういうコンパクトなまちづくり、すなわち郊外に広がらず、まちの中心市街地に住み、町の中心市街地を活性化させようとまちづくり三法を成立させました。それほど、各地の中心市街地が郊外の大型ショッピングセンターの建設などによって、あちこちがシャッター通りになってきたといわれています。実に悲しい状況です。いまからでは遅きに失したと思われなくもありませんが、ようやく、まちの中心市街地が空洞化したり疲弊したり店がなくなったりしたとき、人の心の中がぽっかりと穴があいたように感じられる人が多くなりました。子供のころや若いころ楽しんだ町の中心街は、やはりかつてのようににぎわっていないとさみしいものです。
奈良市も、ようやく、おしりに火がついて、いろんなところが動き始めたように思われます。今回加藤博さんが強烈な応援の弁をふるって講演してくれました。奈良市が5年後10年後、100年後をみすえて、動く最初で最後のチャンスであると。
奈良もちいどのセンター街の中にある、「商業者の種」といった意味のある、奈良市などが設営された4階建てのりっぱな施設です。1,2階は多用途の貸し会場、3階は研修室や会議室、4階にはパソコンの研修施設などがあります。
日頃、活用させていただいています。また、中心市街地の大きな核施設といえます。いろんなイベントにも活用されています。私どももこの施設でパソコンなどを教えていただきました。今後ますます、この施設は地域に必要なものになりつつあります。
くわしくは、hpをご覧ください。http://www.nmsc.or.jp/
サライに触発されて、奈良をあるく、バイブルのような本といわれて久しい和辻哲郎著「古寺巡礼」を本棚から引っ張り出してみました。岩波文庫青144-1.
「大正7年の5月、20代の和辻は唐招提寺・薬師寺・法隆寺・中宮寺など奈良付近の寺々に遊び、その印象を情熱をこめて書きとめた。鋭く繊細な直観、自由な想像力の飛翔、東西両文化にわたる該博な知識が一体となった美の世界がここにはある」と紹介されています。
交通が不便であったころにもかかわらず、奈良を精力的に見回られ、かつ、深い洞察の元、書かれていると思います。やや、むつかしいところもあるのですが、いまも通用するすばらしい著作だとおもいます。
日本テレビ系列で、高松塚古墳のカビなどの汚損事故の話が放映されるという友人からのメールで、9日深夜に見た番組です。1972年明日香村での大発見。国が、文化庁がきちんと保存管理していると信じていたのが、裏切られ、保存状態が良くないとのこと。あの美しく描かれた白虎や飛鳥美人が、カビやライトの転倒事故で、ずいぶん痛んで、色の退色が進んでいるということです。
発見から30年あまり。それまで1000年以上にわたり人知れず美しく隠されていたものが、大掛かりな保存設備で、国によって守られていたはずが、いとも簡単に劣化した事実は実に不可思議なことです。
数年前見にいったのですが、まわりは保存公園として整備され、実物の前に、パネルできれいな高松塚内部が再現され、このような状態で奥には、きちんと保存されていますと、書かれていました。
高句麗のよく似た壁画の写真を、つい先日橿原考古学研究所附属博物館で拝見したばかりですが、実に鮮明な写真でした。ガラス戸で何箇所も保護されているとはいえそれほど大規模な保護はされていないということです。しかしながら、その違いはいったい、何なのか?日本の文化庁の保存は何なのか?実に複雑な気持ちがします。
10月9日ですが、今年の体育の日です。いまだに、1964年10月10日、あの日が東京オリンピックの前日まで雨であったのに、すばらしい日本晴れであったことが印象的です。
先日、74才の元気な奈良市体育協会長さんの話を聞きました。もともと先生であったそうですが、60才を越えて、健康づくりのための運動をはじめたそうです。実際の年齢より、10才若い体力づくりを目標に、陸上にとりくまれ、最初100メートルを走るのがたいへんな運動あったとのこと。その後トレーニングを積んで、65才から69才の部で、100m、200m、などでマスターズ記録を出すまでになり、いまも70才から74才の部に出場されているそうです。
PPKとは、ピンピンコロリ。http://ilovesea.hp.infoseek.co.jp/ppk.htm「直角型老化」とスポーツ。・・・・・スポーツしていたら、元気な期間が長く、最後コロリといくことができる、といった考え方だそうです。
「スポーツは人生のすべてではない。しかしスポーツをすることで豊かな人生を過ごすことができる」という南部忠平さんの言葉を紹介され、スポーツは文化だと強調されました。
スポーツは、人生の飾り物であり、スポーツマンシップの3つのFは、フレンドシップ、フェアシップ、ファイティングスピリットであると結ばれました。
10月24日から11月12日の正倉院展期間中、市内8つの商店街と奈良女子大学、美術館など多数の組織が参加した、「はじまりは正倉院展」という名のスタンプラリーイベントが行なわれます。参加費は無料。正倉院文様のふろしきなどが当たります。
参加冊子は、正倉院展会場そばで、もらえます。 マップなどかなり内容豊富なA4版,12ページの冊子です 。
正倉院展をきっかけにゆっくりと奈良の町をお楽しみください。
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「はじまりは正倉院展」と銘打ち、昨年は過去最高の23万人を集めた同展で活性化をと、近鉄奈良駅周辺の8商店街でつくる「市中心市街地活性化研究会」や女子大、市旅館・ホテル組合など12団体が今春から、イベントを検討していた。
ラリーは「きたまち界隈(かいわい)コース」「万葉歌碑コース」など、寺院や旧市街地・奈良町の街並みなどの“見所”を1時間―半日で巡る8コースを設定。協力する商店や宿泊施設など約400か所のほか、県立美術館など公の施設にスタンプを置き、計四つ集めて抽選に参加できる仕組み。
風呂敷は90センチ四方、今回出陳の「紅牙撥鏤尺(こうげばちるのしゃく)」に彫られている鳳凰(ほうおう)や鹿(しか)などをあしらった。抽選で300人に贈る。
また、イベントをPRする同じデザインの冊子も約7万部作成。会期中には博物館に特設のブースで見学者に配り、開幕前に旅行会社や宿泊施設に届ける。
市中心市街地活性化研究会の魚谷和良・企画委員長は「昨年は博物館だけ見て帰ってしまう人も多かった。街にも足を向けてもらえれば」と期待。会期中、奈良町の町家を活用したセミナーハウスを公開する女子大の中山徹助教授(都市計画学)も「街の新たな魅力を見いだすため、大学も積極的にかかわりたい」と話す。
また、抽選会場などでラリー参加者に応対するボランティアも募集。問い合わせは、東向商店街事務所(0742・24・4986)か、もちいどのセンター街事務所(0742・22・2164)。
まちを歩いていると映像祭のポスターがありました。10月8日は奈良公園ではいろいろな催しが行なわれるものです。
★奈良県芸術祭参加★なら映像祭~興福寺で見る名画の夕べ~
世界遺産興福寺境内のライトアップされた借景のもと、映画とトークでお楽しみいただきます。
●上映作品:「蝉しぐれ」(2時11分)
原作:藤沢周平/監督・脚本:黒土三男
出演:市川染五郎、木村佳乃、今田耕司、原田美枝子 ほか
●映画大好きトーク:中島貞夫(映画監督)、渡辺俊雄(NHK衛星映画劇場) ほか
●協 力:興福寺、株式会社友楽、奈良県興行生活衛生同業組合
開催日 2006年10月8日 17:30~21:00
※強い風雨・警報が出た場合は中止します
ジャンル 映画・その他(映画・講演・講座・文芸・茶道など)
催事名/
出演団体 ★奈良県芸術祭参加★なら映像祭~興福寺で見る名画の夕べ~/
詳細情報URL http://narashikanko.jp/j/whatsnew/eizousai/
チケット情報 【料金】
前売 600円/当日 800円
主催者 社団法人 奈良市観光連盟
開催場所 興福寺東金堂前
問い合わせ先 ℡0742-22-3900
10月8日(日曜日)奈良公園(春日野園地)で、「十五夜の宴」が行なわれると、若い友人から教えてもらいました。夕方17時00分開演21時まであるそうです。
くわしくは、HPをご覧ください。http://juugoyanara.info
奈良新聞10月1日付で、われらの商店街のことが点描されています。記事をクリックすると大きくなり読めるかと思います。
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