相田みつを・入江泰吉展
奈良市写真美術館では、9月23日(祝)から11月12日(日)まで、日本のこころ、相田みつを・入江泰吉ーー書と写真の世界ーーがおこなわれていますが、早速拝見してきました。
相田さんは、入江さんの撮影された東大寺・三月堂・月光菩薩など、仏像の写真を、アトリエに飾り、毎晩拝んでいたそうです。この展覧会も以前、相田さんの展覧会のとき、入江さんの作品を出品していただいたのが縁でしたと、相田さんの息子さんは書いておられます。また、相田みつをさんはよく奈良にも来られており、もし新天地に住むことができたら奈良に住みたいと言っておられたとのことです。入江さんも相田さんも、仏像を美術品としてではなく、拝む対象としてとらえられ、また、花など自然の造形物に対してともに敬愛の念をはらっておられます。
そんなふたりの写真と書はたがいにすばらしいコラボレーションをくりひろげています。おふたりは、奥深いところで結びつき、響きあっているように思われました。
奈良市写真美術館のhpは以下の通りです。http://www1.kcn.ne.jp/~naracmp/
「 | |||
、 | |||
|
コメント