高句麗壁画古墳展 2
歴史で、高句麗はでてきました。朝鮮半島の北部分の国です。いまはほとんどが北朝鮮です。奈良明日香の高松塚古墳やキトラ古墳の壁画がでてきたとき、朝鮮半島にもよく似た壁画があると知りました。
この24日までひらかれている、橿原考古学研究所附属博物館の展覧会を見てきました。北朝鮮には多くの古墳があり、それぞれの見事な壁画が共同通信社の手で、素晴らしい写真で紹介されていました。写真と言うと、実際の方が良いと思いがちですが、北朝鮮にいくこともむつかしく、実際の古墳のなかは、狭くあまり良く見えないそうです。そんな狭いところで光もあまりあてずに撮られた、実に素晴らしい写真のパネルの展示です。その様子は20分のビデオでも紹介され、よくわかるものでした。
朱雀や青竜、白虎、玄武はそれぞれに動きを感じさせる壁画であり、また時代をさかのぼる壁画は、当時の生活が描き出されており、興味深いものでした。そして、ならべて展示されている、戦前の東大や東京芸大の先生による模写もいきいきとしたものでした。
展覧会のhpです。http://www.kashikoken.jp/museum/tokuchin/kogryo/top.html
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