「国銅」
友人が今読んでいておもしろいというので、以前読んだことを思い出した本です。奈良・東大寺の大仏製作のようすをいきいきと書かれています。山口県の銅の採掘、精製の様子、職人が奈良にのぼってくる様子さらに、奈良に住みついて、製作にたずさわる様子など、一気に奈良時代にタイムスリップするような本です。あの時代、あの大きな大仏をつくる技術力、製作に携わった人たち、そしてそれを祈願された聖武天皇。奈良時代を真近かに感じる本でした。
新潮社、「国銅」上下1500円税別、作者、帚木蓬生、
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