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2006年8月11日 (金)

現代の名工

厚生労働省認定の資格だそうです。その資格を得た、はさみを研ぐ、名工のかたの話を聞きました。奈良の東部山間部におすまいの根矢さんという方です。お父さんの代から、とぐのが仕事だそうです。

はさみ、とくに散髪屋さんのはさみを研ぐのが仕事とのこと。印象的なのは、直線と平面の問題、これをきちんとしないと、はさみは切れないということを、最初30分ほどはなしされ、なんのことが理解がついていけませんでした。要は、その2つを正しく出すのが、研ぐより以前の要点であり、器械では正確には出せない、人間の腕、人間の仕事が器械以上に精巧であるということでした。

また、はさみには、直線、弧、ひねり、そしてもうひとつの要素が必要とのことでした。  現代の名工というのは、年齢で言えば、ふつうずいぶん年を経た人しかなれないようですが、彼は団塊の世代。将来は、ヨーロッパで仕事したいとのはなしでした。

そして、父から多くの兄弟のいる中、継いでくれといわれたとき、貧乏くじを引いたように思ったそうですが、この仕事をやってよかった、そして、またこんど子供がいずれ継ぐといってくれたとき、とてもうれしかったとのお話が印象的でした。

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