大極殿の意味
国際日本文化研究センターの千田 稔先生の講演を聞く機会がありました。平城宮跡に現在、建設中の、大極殿の意味についてということでした。
・大極殿は中国の都城にあり、日本の宮都はそれをモデルにしたことはいうまでもない。
・飛鳥時代の後半から、大極殿は象徴的な意味を強くもつ。文献的には「日本書紀」の皇極天皇紀に初出。
・大極殿の機能・・・天皇の政務、賀正、即位
・大極殿の「極」は北極星を意味する。・そのあたりを注目する必要がある。
・たとえば、中国では星であり、日本では太陽が象徴である。いまのそれぞれの国旗にもあらわされている。 (中略) ・こんどつくられる、大極殿は大きな意義がある。
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